東京の新しい観光スポットとして注目を集めている「東京ミズマチ」。今回は初めて訪れる方に向けて、カフェやランチの楽しみ方、そして見どころを一挙にご紹介します。隅田川の美しい景色を眺めたり、芝生の上でピクニックなど、リラックスしたひとときを過ごすことができるミズマチの魅力をご紹介します!

東京ミズマチとは?

2020年6月に開業した東京ミズマチは、東京スカイツリータウン®に隣接する新しい観光スポットです。東京スカイツリーを「空の街」として表現する一方で、この施設は「水辺の街」として地域に根ざした“下町の魅力”を感じられる場所です。隅田川のほとりに位置し、川辺の風景を楽しみながら、食事やショッピング、スポーツなど多彩な体験ができます。

アクセス方法

東京ミズマチへのアクセスは複数の駅から向かえる距離にあるので交通には困らないと思います。以下の駅から徒歩で訪れることができます。

東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」から徒歩8分

都営浅草線「本所吾妻橋駅」A3出口から徒歩4分

東京メトロ銀座線「浅草駅」5番出口からすみだリバーウォークを渡って徒歩7分

都営浅草線「浅草駅」A5出口からすみだリバーウォークを渡って徒歩9分

また、サイクリングがお好きな方には、隅田公園前の駐輪場が利用可能です。川辺の景色を楽しみながらのサイクリングは、心地よさそうですね!

施設の紹介

ウエストゾーン

ウエストゾーンでは、新業態のレストランやカフェ、和菓子店など個性豊かなお店が揃っています。特に「LAND_A」では、水辺のテラスでゆったりとした時間を過ごすことができます。美味しい料理をテイクアウトして、隅田公園でピクニックを楽しむのも素敵な過ごし方です。

イーストゾーン

イーストゾーンには、「LATTEST SPORTS」というスポーツ複合施設があります。ボルダリングスタジオやサイクルショップが入っており、スポーツ好きの方にはたまらない場所です。室内の砂場があり、気候に左右されず砂遊びが楽しくできる施設でもあります。

また、2021年にオープンした「WISE OWL HOSTELS RIVER TOKYO」は、国内外の旅行者に人気のホステルです。浅草や隅田川リバーサイドを満喫する拠点として最適です。

すみだリバーウォーク

すみだリバーウォークは、浅草駅から東京スカイツリー駅までを結ぶ全長約160メートルの歩道橋です。

7時から22時まで開門しており、ガラス床から隅田川の水面や運航中の船を見ることができます。橋のカラーデザインは東京スカイツリーの色に合わせた「スカイツリーホワイト」で、エリア全体の一体感を感じさせます。日没後のライトアップは、東京スカイツリーと連動しており、季節やイベントごとに特別なライティングが楽しめます。

見どころと楽しみ方

川辺のテラスでのんびり

ウエストゾーンの「LAND_A」では、川辺のテラスで美味しい食事を楽しむことができます。特に夕方から夜にかけての時間帯は、川辺の風景がライトアップされ、ロマンチックな雰囲気に包まれます。

リバーウォークのライトアップ

すみだリバーウォークのライトアップは必見です。日没後、東京スカイツリーとリバーウォークが連動してライトアップされ、幻想的な風景が広がります。

季節やイベントごとに異なるライトアップが楽しめるため、一度訪れた方でもまた違った発見や感動を感じられる場所になっています。

スポーツとカフェの融合

イーストゾーンにある「LATTEST SPORTS」では、スポーツとカフェが融合した新しいスタイルの楽しみ方が提供されています。ボルダリングを楽しんだ後にカフェでリラックスするなど、アクティブな体験とリラックスタイムを同時に楽しむことができます。

コミュニティ型ホステル

「WISE OWL HOSTELS RIVER TOKYO」は、国内外の旅行者が集うコミュニティ型ホステルです。

隅田川リバーサイドや浅草を満喫するための拠点として、多くの旅行者に利用されています。ホステル内では、旅行者同士の交流も盛んで、新しい友達を作るチャンスもあります。

テイクアウトでピクニック

東京ミズマチ内の多彩な飲食店では、美味しい料理やスイーツをテイクアウトすることができます。テイクアウトした食事を持って隅田公園でのピクニックを楽しむこともできますね!自然の中でリラックスしたひとときを過ごしてみてください。

ゴミ箱は隅田公園内に設置してありますのでゴミが出た場合は公園内に設置されているところに捨てることができます。ゴミ箱は設置されていない公園も多い中、これはかなりありがたいですよね!

季節ごとのイベント

東京ミズマチでは、季節ごとに様々なイベントが開催されています。春には桜の花見、夏には涼を楽しむイベント、秋には紅葉を楽しむ催し物、冬にはイルミネーションなど、四季折々の魅力が詰まっています。

すみどこでは東京ミズマチももちろんですが、その他墨田区で行われる季節のイベント情報なども掲載していますのでぜひイベント情報をチェックして、訪れる時期に合わせた楽しみ方を見つけてくださいね!

墨田区の季節イベント一覧はこちらから!

最後に

東京ミズマチは、訪れるたびに季節でのイベントがあったり、お店の新メニューがあったりと新しい発見がある魅力的な場所です。川辺の風景を楽しみながら、食事やショッピング、スポーツなど多彩な体験ができるこの場所は、初めて訪れる方にも親しみやすく、休みの日にぴったりな一日を過ごすことができます。

次のお出かけ先に、ぜひ東京ミズマチを選んでみてくださいね。東京ミズマチでの時間が、みなさんにとって素晴らしい思い出となりますように!

東京ミズマチ近くのイベントは以下のページから確認できますのでぜひご確認ください。

東京ミズマチの近くのイベント一覧

開催中のイベント一覧

リアル脱出ゲーム「郵政博物館と時を超えた手紙の謎」

東京スカイツリータウン
体験・ワークショップ・アクティビティ
・館内に仕掛けられた謎を解きながらゲームクリアを⽬指す回遊型の体験型ゲーム・イベント「リアル脱出ゲーム『郵政博物館と時を超えた手紙の謎』」(以下「本イベント」)を、2024年7⽉5⽇(⾦)から開催します。 ・本イベントの参加者は、は郵政博物館内の架空の組織「迷子の手紙研究室」の一員となります。過去に出された手紙が時を超えて現代へと迷い込み、「その手紙が届かなかった世界」に現在が書き換えられてしまう「迷子の手紙現象」の解明を目指します。謎を解くことで本来届くはずであった人のもとに手紙を届け、途切れてしまった人々の想いを修復することが本イベントの目的です。

べらぼう 江戸たいとう 大河ドラマ館

べらぼう江戸たいとう大河ドラマ館
施設イベント
大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の主人公、蔦屋重三郎(つたやじゅうざぶろう)ゆかりの地である東京都台東区に大河ドラマ館がオープン。ドラマの概要紹介や登場人物の衣装、小道具の展示のほか、土産物を購入できるたいとう江戸もの市も併設される。また、大河ドラマ館来館者が無料で乗車できる、蔦重ゆかりの地をめぐる循環バスも運行する。

清澄庭園の桜

清澄庭園
季節のイベント
東京都江東区に位置し、泉水、築山、枯山水を主体に、全国の名石を池の周囲に配した回遊式林泉庭園。この造園手法は、江戸時代の大名庭園に用いられたものだが、明治時代の造園にも受け継がれ、清澄庭園によって近代的な完成をみたと言われている。園内では2月下旬の寒緋桜の開花から始まり、3種類の桜が時期をずらしながら順々に開花していく。

向島百花園の桜

向島百花園
季節のイベント
文化・文政期(1804~1830年)、骨董商を営んでいた佐原鞠塢が、交遊のあった江戸の文人墨客の協力を得て、花の咲く草木鑑賞を中心とした花園として開園。百花園とは、一説では「四季百花の乱れ咲く園」という意味でつけられたとされる。開園当初は360本のウメが主体であったが、後に詩経や万葉集など、中国・日本の古典に詠まれている有名な植物を集め、四季を通じて花が咲く庭となる。庶民的で文人趣味豊かな庭として、大名庭園とは異なった美しさが魅力の庭園。

【桜・見ごろ】向島百花園

向島百花園
体験・ワークショップ・アクティビティ
江戸の町人文化が花開いた文化・文政期(1804~1830年)に開園した花園。開園当初は、360本のウメが主体で、当時有名だった亀戸の清香庵字臥竜梅の梅屋敷に対して「新梅屋敷」と呼ばれた。その後、中国・日本の古典に詠まれている有名な植物を集め、四季を通じて花が咲くようになった。2月下旬のカンヒザクラから4月下旬のフゲンゾウまで長期間お花見が楽しめる。

星結いの森 ー沖縄・国頭村の星空ー(コニカミノルタプラネタリウム天空)

コニカミノルタプラネタリウム天空in東京スカイツリータウン(R)
施設イベント
沖縄県の最北端に位置し、村の8割以上を占める森には希少な動植物が生息、生育する国頭村。そんな「奇跡の森」とも呼ばれる国頭村の美しい星と大自然を楽しめるプラネタリウム作品。2021年にユネスコ自然遺産に登録された「やんばるの森」で暮らす生き物たちの声をBGMに、美しく輝く星々やダイナミックな流星群に包まれながら特別なひとときを過ごすことができる。沖縄県出身の俳優、満島真之介(しんのすけ)さんの温かなナレーションに導かれながら、星と森が結ばれた場所、国頭村を訪れた気分を楽しめる。

いいえそれはオットセイ展

すみだ水族館
趣味・生活
オットセイの愛すべき魅力を伝える初の企画展。期間中は、館内各所にアシカやアザラシと間違えられてきたオットセイの状況を伝えるパネルや、オットセイについての意識調査の結果、すみだ水族館で暮らす5頭のミナミアメリカオットセイの魅力を飼育スタッフの中島有奈さんが解説したパネルなどが展示される。そのほかにも、オットセイに関連したワークショップや書籍コーナー、ペンギンカフェでのオットセイをイメージした限定メニューなど、オットセイ愛にあふれるさまざまなコンテンツが用意されている。

千代田のさくらまつり 2025

千鳥ヶ淵緑道
季節のイベント
3月12日(水)〜4月23日(水)開催。千鳥ヶ淵緑道では、ライトアップ(3月28日〜4月8日)された夜桜やボートからの水上観賞が楽しめます。 お花見にぴったりなテイクアウトグルメや周遊キャンペーンも充実。九段下・半蔵門駅から徒歩5分とアクセスも便利。 春の千代田を満喫できるこの期間限定の特別な体験を、ぜひお楽しみください。

北斎×プロデューサーズ 蔦屋重三郎から現代まで

すみだ北斎美術館
文化・芸術・スポーツ
浮世絵の企画立案、絵師の起用から彫師・摺師の指揮まで担う板元は、いわば総合プロデューサー。今展では、板元たちが北斎をどのようにプロデュースし、作品を生み出したかを辿る。北斎に早くから目をつけた蔦屋重三郎はじめ、「冨嶽三十六景」をヒットさせた西村屋与八、『北斎漫画』を出版した永楽屋東四郎といった江戸の板元たち、また浮世絵制作を続ける現代の出版元たちが制作した北斎からインスパイアされた作品を紹介する。