こんにちは、すみどこスタッフです。両国駅西口直結の「 両国江戸NOREN 」は、お昼どきに“どの店に入るか”で迷いやすい場所でもあります。ちゃんこ、蕎麦、寿司・海鮮、もんじゃ、味噌ラーメン、ベーカリー&カフェまで幅広く、どれも魅力的。ここでは予算・時間・目的の三つの軸で、初めてでも決めやすいランチの選び方をやさしくまとめました。

施設全体の雰囲気や各店の概要は、まずは 両国江戸NOREN 徹底ガイド で全体像を押さえると選びやすいです。

混みやすい時間のズラしかたや、テイクアウト・軽食の逃げ道もそっと添えておきます。営業時間や提供メニューは日によって変わることがあるので、最後に触れる公式情報もあわせて見てもらえると安心です。公式の全体情報(開館 10:00〜23:00 ほか)は江戸NORENのサイトにまとまっています。

予算で選ぶ——だいたいの目安から“今日はここ”を決める

「今日は軽めに」「しっかり食べたい」など、その日の気分とお財布事情で絞るのがいちばん早いです。ここではざっくりの価格感でイメージを掴んでください。具体の金額は日々入れ替わるので、現地メニューでのご確認を前提にしています。

〜1,200円くらい(軽め派・短時間派)

「サクッと」で済ませたい時は、ベーカリー&カフェ(サンドやスイーツ、ドリンク)や、味噌ラーメン系の単品が頼りになります。席に着いてからの提供が比較的早めで、滞在時間を圧縮しやすいのが魅力です。

※ベーカリーは売り切れ時間が早い日もあるので、昼前後の様子を見て選ぶと安心。 店舗一覧 は公式に掲載されています。

〜1,800円くらい(満足ランチの王道)

迷ったらここ。海鮮丼や焼き物・揚げ物の定食、お蕎麦のセットなど、しっかり満足感が得られるゾーンです。たとえば海鮮系の「 築地食堂 源ちゃん 」は席数が多く、ピークでも回転しやすいのが強み。総席数306席ととても大きいので、家族や数名で入りやすい印象です。 「 ちゃんこ霧島 」には平日の“昼御膳”1,650円/2,200円があり、紙鍋のちゃんこを一人用で気軽に試せます(提供帯は店舗メニューをご確認ください)。

2,000円〜(ご褒美・ゆったり派)

「せっかく両国に来たから」という日に。昼コース(例:霧島の“昼十両コース”3,850円)や、老舗そばの一品を足した構成、寿司やうなぎの良い皿など、ちょっと背伸びして満たしたい時に向きます。 やぶ久 は公式に営業時間や予約案内がまとまっていて、落ち着いたランチに使いやすい雰囲気です。

混み具合に合わせた選び方

早く済ませたい(移動前・子どもの機嫌が気になる時)

まず席数の多い店や提供が読みやすいジャンル(丼・そば・ラーメン)から当たると安定します。店頭で待ち列が見えたら、次の候補へスイッチ。ベーカリー&カフェの軽食テイクアウトは“どうしても”の退避口として便利です(売り切れ時間は日によって変動)。

ふつうにゆっくり(会話も楽しみたい時)

海鮮丼・定食やお蕎麦のセットが使いやすい選択肢。テーブルが広めの店や、席数に余裕のある店(例:源ちゃんは大箱)だと、荷物やベビーカーの取り回しが楽で、注文〜提供のテンポも読みやすいです。

じっくり味わう(ご褒美・“両国らしさ”を体験)

ちゃんこの一人鍋や昼コース、もんじゃなどは落ち着いて楽しめる時間帯に。ピーク帯(一般的に正午前後)は混みやすいので、開店直後〜早めの時間に入れるとゆったり過ごせます。提供帯やコースの有無は当日の店舗情報をご確認ください。

並び回避のコツ(当日の現場判断)

  • 迷ったら席数が多い店 → 提供が読みやすいジャンルの順に当たる

  • 行列が伸びていたら“列の短い同等ジャンル”へ乗り換え

  • 相撲本場所や土日祝は、早めの来店(開店直後〜昼前)が有効

  • どうしても厳しい時はベーカリーの軽食テイクアウトで体勢立て直し

※具体的な提供時間は日や混雑状況で大きく変わるため、最新の状況は現地の店頭表示や公式情報をご確認ください。

シーンで選ぶ——ひとり、家族、相撲観戦前、雨の日

ひとり

短時間で済むラーメンか、丼・そばのカウンター寄りの席へ。開店直後(11:00前後)はひとり客の入りやすい時間帯です。公式の各店ページから営業時間を確認して、早めに滑り込むのが吉。

家族

ベビーカーや子ども連れは、座席数が多く通路に余裕のある店を第一候補に。源ちゃんのような大規模店は動きやすく、メニューも幅広いので好みの分かれる家族でもまとめやすいです。

相撲観戦前

「早めに食べて余裕を持ちたい」ので、11時〜11時半の到着がおすすめ。ちゃんこ霧島の昼御膳やそば+一品など、食後の重さが読めるメニューが安心です。

雨の日

駅西口直結の強みを最大限に。屋内で完結するので、候補を“並び少なめの店”→“席数多めの店”の順に回ると、傘いらずで辿り着けます。館全体の営業時間や入居店は公式で最新を確認してください。

並び回避のコツとピークのズラし方

ピークは一般的に12:00〜13:00に集中します。可能なら11:00台に早入り、難しければ13:30以降を狙うだけで体感がだいぶ変わります。並びが見えたら、席数の多い店→提供の早いジャンル(麺や丼)の順に切り替えるのが現実的。源ちゃんの306席は“奥の手”として覚えておくと頼りになります。

テイクアウトや“軽食退避”の安心ルート

「どうしても時間がない」や「子どもがもう限界」という時は、ベーカリー&カフェでパンやプリンなどをテイクアウトして館内の休憩スペースやベンチで済ませるのが安全策。甘いものは気分の立て直しにも効きます。お店の位置や営業時間は、当日の掲示と公式をセットでチェック。

“注文の目安”——量と味の傾向を軽くつかむ

  • ちゃんこ(昼御膳/昼コース):紙鍋の一人ちゃんこは“ほどよく満腹”くらい。塩分・旨みはしっかりなので、白ごはんの進む味です。お子様向け御膳も別枠であります(提供帯は日で変動)。 ちゃんこ霧島 両国江戸NOREN店

  • お蕎麦:のどごし良く、つゆは比較的“きりっと濃いめ”の印象。暑い日はせいろ、肌寒い日は温そば+小丼の足し算が使いやすいです。 日本ばし やぶ久「両国江戸NOREN店」

  • 海鮮丼・定食:刺身のボリュームが出やすく、揚げ物系を足すと満腹ゾーンへ。家族で丼+一品のシェアは無理がなく、席も取りやすいです。 築地食堂 源ちゃん 両国江戸NOREN店

  • 味噌ラーメン:コクのあるスープで“早い・温かい・満足”の三拍子。午後の予定がタイトな日は、ここが最短ルートになりやすいです。 店舗一覧 から該当店をご確認ください。

まとめ “迷ったら江戸NOREN”を合言葉に

駅直結で、気分に合わせて選べるお店が揃っているのが江戸NORENのいいところ。今日は時短、次はご褒美といった使い分けがしやすく、観光の前後や仕事の合間にもしっかり馴染みます。営業時間やランチメニューは時期で変わることがあるので、出発前に公式の店舗一覧や各店ページを一度確認してから向かうと、ほぼ迷いません。

店ごとの営業時間やメニューの最新情報は、 館内の公式案内 でご確認ください。

編集部おすすめの読み合わせ

両国江戸NORENの全体像や混雑の傾向、価格帯の目安までを先に把握したい方は、まずは両国江戸NOREN 徹底ガイドをご覧ください。初めてでも迷わない店選びの基本をまとめています(→ 両国江戸NOREN 徹底ガイド )。

また、「午後だけで両国らしさを一筆書きで回りたい」という方には、国技館→江戸NOREN→北斎美術館の流れを具体的な所要時間とともに示した半日で“両国らしさ”モデルコースが便利です(→ 半日で“両国らしさ”モデルコース )。

開催中のイベント一覧

東京下町回遊 竹あかり

向島
季節のイベント
東京・墨田区で開催される「東京下町回遊 竹あかり」は、竹あかりの優しい光で下町の夜を彩るライトアップイベントです。すみだリバーウォーク、北十間川河川テラス、牛嶋神社、隅田公園を中心に、竹のオブジェや竹毬が並び、幻想的な夜の散歩を楽しめます。期間中は、水上コンサートやナイトクルーズ、竹あかりマルシェ、ワークショップなども多数開催。伝統と革新が融合する墨田の街を、やさしい光が包み込みます。家族や友人、カップルで楽しめる冬の注目イベントです。

ホラーにふれる展 -映画美術の世界-

押上
文化・芸術・スポーツ
この秋、東京ソラマチにて開催される「ホラーにふれる展 -映画美術の世界-」は、ホラー映画の美術に焦点を当てた体験型展示イベントです。松竹のホラーブランド「松竹お化け屋本舗」が手がけ、映画の中に入り込んだような非日常空間を演出。普段はスクリーン越しでしか見られないホラー映画の舞台美術を、実際に“見て・撮って・触って”楽しむことができます。日本のホラー文化にふれる、恐ろしくも魅力的な体験をお楽しみください。

台東・墨田 謎解き時空旅絵巻 ~消えた浮世絵を追って~

錦糸町
体験・ワークショップ・アクティビティ
2025年10月1日(水)から12月28日(日)まで、台東区と墨田区を舞台にした街歩き×謎解きイベント『台東・墨田 謎解き時空旅絵巻~消えた浮世絵を追って~』が開催されます。謎解きクリエイティブチーム『KAGENAZO』による本イベントは、失われた「浮世絵」を完成させるため、時代を超えて街を巡る体験型の物語。初級・中/上級の2つのルートが用意されており、歴史や文化を楽しみながら新たな東京の魅力を発見できます。参加費は無料、キットは浅草駅構内などで入手可能。各ルートをクリアするとノベルティがもらえる特典付きです。

名月観賞会

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季節のイベント
東京スカイツリーの天望デッキ フロア350で開催される「名月観賞会」では、中秋の名月や満月、スーパームーンを天体望遠鏡で観賞できます。日程は2025年10月6日(月)の中秋の名月、10月7日(火)の満月、そして11月5日(水)のスーパームーン。天望デッキからの絶景と共に、幻想的な夜空を楽しむことができます。参加は無料ですが、展望台の入場料が別途必要です。天候によって内容が変更・中止になる場合もありますのでご注意ください。

Jazz in the Moon Night(ジャズライブ)

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文化・芸術・スポーツ
東京スカイツリーの天望デッキ フロア350で開催される「Jazz in the Moon Night」では、秋の夜景と共に本格的なジャズライブを楽しめます。2025年は10月1日から11月5日の期間中に数回開催され、出演アーティストにはサックス奏者のMALTAや、ヴォーカリストのJILLEなど、豪華な顔ぶれが揃います。各日のライブは19時から20時までの1時間、月明かりに包まれた幻想的な空間でジャズの音色を堪能できます。観賞は無料ですが、別途展望台の入場料が必要です。

没入型体験ゲーム『あの街で待っている』

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体験・ワークショップ・アクティビティ
東武鉄道と株式会社休日ハックが贈る、新感覚の没入型体験ゲーム『あの街で待っている』が2025年7月17日から2026年3月31日まで開催されます。本イベントでは、観光雑誌を手に下町の街並みを巡りながら、リアルな街と連動する謎を解いていく体験が楽しめます。浅草・押上・北千住・曳舟・亀戸エリアを舞台に、東武博物館や東京スカイツリータウン®なども登場。参加者は観光雑誌に隠された情報を元に、物語の主人公となって街を巡ります。キットには謎解きシートやペグシルなども含まれており、所要時間は3〜5時間ほど。期間中は早期クリアキャンペーンも実施予定です。

Art&Culture Days「Fairy Trick」

江東橋
施設イベント
全国15のPARCOで同時開催される「Art&Culture Days」の一環として、錦糸町PARCOでは1Fにトリックアートが出現。ファインダーを通すことで異なる表情を見せるこのインスタレーションは、訪れる人々を魔法のような世界へと誘います。さらに11月1日(土)~3日(月・祝)には、5,000円以上の購入で先着100名様に限定デザインの金平糖「忘れな草」をプレゼント。アートと買い物が融合した幻想的な期間をぜひお楽しみください。

墨田区メタ観光ワークショップ

東向島
趣味・生活
2025年度「墨田区メタ観光ワークショップ」が、すみだ生涯学習センターを拠点に開催されます。「メタ観光」とは、アニメ聖地や路上園芸、地形など従来の観光にとらわれない視点で地域の新たな魅力を掘り起こす取り組み。11月2日の「わたしの名所、あなたの名所」では、お気に入りの写真を持ち寄って、地元の魅力を再発見し合う交流型ワークショップを実施。また、10月25日と11月15日には、専門家とともにまちを歩く「メタ観光スタディーズ」も開催。テーマは「路上園芸・旧町名・文字観察」と「ナイトタイム:ご近所闇・照明」。各回定員30名、参加無料で、地域住民も観光の担い手となるユニークな学びの場です。

企画展『終末のワルキューレ』

押上
文化・芸術・スポーツ
2025年10月4日(土)から12月14日(日)まで、郵政博物館にて企画展『終末のワルキューレ』が開催されます。アニメ『終末のワルキューレ』に登場する神々や歴史上の人物たちを、古今東西の切手に描かれた図像から読み解く本展は、本作との初のコラボ展覧会です。さらに、Netflixにて配信予定の第3期に先駆けて、原画やキャラクター設定などの貴重なアニメ制作資料も展示。描き下ろしイラストによるオリジナルグッズの販売も行われ、ファン必見の内容となっています。歴史とフィクションが交錯するユニークな展示体験をお楽しみください。