墨田区にはたくさんのお花見スポットがあり、見どころ満載です。特に桜の名所は、その樹の本数が一つの魅力となっています。今回は墨田区の桜の名所を中心に、たくさんの桜の木が植えられている場所を紹介します。

この記事を読み終えるころには、名所に植えられている桜の本数も豆知識として披露できるようになっているはず!ぜひ今回のお花見スポットの情報を参考に、墨田区で桜を楽しんでみてください。(2024/03/30 時点)

【約120本】大横川親水公園 - 東京の高層ビルとコントラスト抜群!桜のトンネルが美しい!

大横川親水公園は、業平橋の北側から、竪川との合流地点までの長さ約1.8kmに位置し、全部で5つのゾーンを設けています。緑と清流が復活したふれあいの空間は、子供からお年寄りまで様々な形で楽しめます。

南北に長い公園には約120本の桜が植えられ、桜の名所として散歩やジョギングがおすすめです。屋台や露店の出店はありませんので、お弁当を持参したりして桜を見ながらのピクニックも良いですね。

また、アクセスは東武伊勢崎線の「とうきょうスカイツリー駅」や都営浅草線の「本所吾妻橋駅」「押上駅」から徒歩約10分となっています。トイレは公衆トイレ6か所、児童遊園トイレ3か所があり、バリアフリートイレや身障者対応トイレも備えられています。

【約160本】錦糸公園 - スカイツリーと共に春を告げる、お花見にもぴったりの公園

錦糸公園は、染井吉野や枝垂桜など、約160本もの桜が植えられていて見ごたえがあります。桜が咲き始めると辺りがピンク色に染まり、東京に春を告げてくれます。スカイツリーや高層ビルを背景に公園に広がる桜のコントラストが美しく、お花見にはぴったりの場所です。

錦糸公園桜まつり

錦糸公園桜まつりが開催されます。18時~21時はライトアップもございます。噴水近くの枝垂れ桜も見応えありです!3月23日(土)・4月6日(土)は、ごみ拾い清掃やフットサル・ボクシングなどのスポーツ体験イベントもございます。詳細は関連リンク欄「錦糸町を元気にする会」ホームページをご覧ください。

錦糸公園桜まつり

また、公共交通機関でJR中央・総武線各停錦糸町駅から徒歩2分という好立地にあります。ライトアップもされており、18:00~翌6:00の時間帯にはシダレザクラの箇所が自動点灯されます。

駐車場はありませんが、トイレは公衆トイレ1か所(バリアフリートイレ)と公園トイレ1か所(バリアフリートイレ)があります。お散歩や移動の合間に、休日のピクニックがてらにお花見を楽しんでみてはいかがでしょうか。

【約260本】旧中川水辺公園 - 桜の種類が豊富で、長く楽しめる!

旧中川水辺公園は、早咲きから遅咲きまで9種類の約260本の桜があるお花見スポットです。早いもので2月下旬から咲き始め、例年4月中旬ごろまで長い期間楽しめます。荒川放水路によって分断された中川の下流に位置し、川の東側には江戸川区、西側には墨田区と江東区が接しています。

3つの区は、それぞれの川沿いが桜の名所となるように、特徴を持たせて桜を植えています。墨田区では、河川敷を公園として整備し、染井吉野のほか、河津桜、思川、陽光、関山、普賢象、一葉、大山桜、仙台枝垂などが植えられています。

アクセスについては、電車を利用する場合は東武鉄道亀戸線の東あずま駅から徒歩10分程度です。駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。また、トイレは設置されていないので、ご注意ください。是非、旧中川水辺公園で素敵なお花見を楽しんでみてくださいね。

【約300本】隅田公園 - お花見の聖地として知られる桜の名所!川面に映る桜の美しさは必見!

江戸時代の将軍徳川家綱によって初めて植えられたと言われる隅田公園には、100本の桜が植えられた記録が残っており、現在は約300本の桜が咲き誇ります。

3月下旬から4月上旬には、隅田川に沿って満開の桜が咲き、川面に映る桜の美しさは必見です。また、夜にはライトアップされ、幻想的な雰囲気も楽しめます。

令和6年(第42回) 墨堤さくらまつり

第42回目となる墨堤さくらまつりを開催いたします。八代将軍徳川吉宗により植えられた、ソメイヨシノなど343本の桜が、吾妻橋から桜橋あたりまで約1kmの桜並木をつくり、訪れた人々の目を楽しませてくれます。ぜひ、ご来場ください。さくらまつりの会場に隣接する「そよ風ひろば」では、『春のそよかぜつながるフェス2024』を開催します。期間中はキッチンカーが出動する他、週末は音楽ライブなども実施予定です。春のそよかぜつながるフェス2024の詳細は、こちらのページをご覧ください。

令和6年(第42回) 墨堤さくらまつり

アクセスも良く、浅草駅から徒歩5分で到着でき、トイレや駐車場も完備されているため、お花見にはもってこいのスポットとなっています。

まとめ

今回は、東京都墨田区にある桜の名所を紹介しました。それぞれの公園には、美しい桜がたくさん咲いており、約300本の隅田公園や、約260本の旧中川水辺公園、そして大親水公園と錦糸公園にも多くの桜が植えられています。

訪れる際には、アクセス情報やトイレ、駐車場の有無を確認し、ライトアップの情報もチェックしておくと良さそうです。

墨田区内には他にも多くの桜の名所がありますが、今回は特に見ごたえのある公園を厳選しました。春の訪れを感じるために、ぜひお気に入りの桜の名所を訪れてみてください!

開催中のイベント一覧

ソラマチこども縁日

押上
祭り
東京スカイツリータウンで「ソラマチこども縁日」が開催されます。期間は2025年7月26日から8月11日まで。2階南面テラスには、スーパーボールすくい、ヨーヨー釣り、輪投げなど、昔ながらの遊びが楽しめる出店が並び、下町情緒あふれる夏まつりの雰囲気が味わえます。初日の7月26日は21時まで、8月1日~3日は12時から21時までと、日によって開催時間が異なる点にもご注意ください。平日は11時から17時、休日は11時から18時の開催で、家族連れにぴったりの夏のイベントとなっています。

すみだ・浅草連携 令和7年隅田川とうろう流し

隅田川親水テラス
祭り
隅田川とうろう流しは、関東大震災や東京大空襲などで隅田川で亡くなった人々の霊を慰めるために始まった慰霊行事。一時期中断されたが平成17年に復活し、令和元年からは墨田区・台東区の両岸で開催。令和7年は8月16日に式典18:30、灯篭流し18:45〜20:00を予定。荒天時は順延。とうろうの受付は14:00から隅田公園入口で行い、無くなり次第終了。ゆらめく灯りが夏の夜の隅田川を幻想的に彩る。

第48回 隅田川花火大会

桜橋下流~言問橋上流(第一会場)、駒形橋下流~厩橋上流(第二会場)
季節のイベント
伝統の両国川開き花火大会を継承する花火大会。開催起源は1733年(享保18年)の「両国の川開き」に由来するという、伝統、格式共に関東随一の花火大会で、歴史の流れの中で何度かの中断を経て、1978年(昭和53年)に「隅田川花火大会」として復活した。花火は大きく分けて2種類あり、菊のように球形に開く「割物」と花火玉が上空で二つに開き、中から星などが放出する「ポカ物」などがある。桜橋下流から言問橋上流の第一会場では、両国花火ゆかりの花火業者や数々のコンクールで優秀な成績を収めた花火業者が一堂に会して競う花火コンクールが開催される。

ソラマチひろば噴水スケジュール

東京スカイツリータウン
施設イベント
【7/1 スケジュール更新しました】 ソラマチひろばの噴水スケジュールです。 涼しげな噴水をおたのしみください。 直近の噴水のスケジュールは下記をご確認ください。 ※予告なく変更する場合がございます。ご了承ください。 【噴水スケジュール】 5/7(水)~ 10:00~19:00 ■噴水停止日(予定) 〈7月〉 ・7/1(火)~7/7(月) ・7/16(水)~20(日) ・7/31(木) 【注意事項】 ・マナーを守っておたのしみください。 ・裸にはならないでください。 ・濡れた体のまま館内に入らないでください。 ・大きな声を出さないでください。 ・ペットの連れ込みはご遠慮ください。 ・洗剤、石鹸、シャボン玉等、水質に影響を与えるものは持ち込まないでください。 ・事故等の責任は負いかねますので、あらかじめご了承ください。 ・施設の都合および天候により、予告なく噴水の放出時間や実施の有無を変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。 ・自転車で来場される方は、館内の自転車駐車場をご利用ください。

錦糸町PARCO×リアル謎解きゲーム「祭りと未来の七不思議~蘇る江戸の『粋』~」

錦糸
施設イベント
錦糸町PARCOを舞台に開催されるリアル謎解きゲーム「祭りと未来の七不思議~蘇る江戸の『粋』~」では、江戸の文化と都市伝説「本所七不思議」をテーマに、未来の錦糸町で夏祭りの活気を取り戻す冒険が繰り広げられます。館内を巡りながら謎を解くこの体験型イベントは、参加無料で誰でも気軽に挑戦可能。参加者は館内に設置されたラックからキットを入手し、自身のスマートフォンで回答を入力しながら物語を進めます。所要時間は2~3時間程度で、期間中は一部飲食店にて「謎解き」をモチーフにした限定メニューも提供されるなど、ショッピングや食事とともに楽しめる内容です。企画制作はNAZO×NAZO劇団で知られる株式会社ハレガケが担当。

企画展「東京大空襲80年-空襲被害写真と空襲体験画を見つめて-」

すみだ郷土文化資料館
祭り
空襲体験画を様々な角度から再検討するほか、工場等の被災実態や町会等での慰霊祭の現状を紹介する展示です。<施設情報>すみだ郷土文化資料館は、墨田区の歴史、文化、伝統を紹介する地域博物館です。郷土の歴史を学ぶとともに学術研究発信の場として平成10年に開館しました。1階展示室では、実物資料や写真、パネルなどから墨田区の古代から現代までの歴史を解説しており、来館者が地域の歴史を調べるための図書コーナーが併設されています。また、2階展示室では特集展示、3階展示室では企画展示を定期的に開催しており、毎年3月と8月には東京大空襲に関連するイベントを開催するとともに、空襲体験者による体験画が年間を通じて展示しています。

大相撲100年史

相撲博物館
施設イベント
本展では、大相撲の100年にわたる歴史を振り返り、名力士たちの活躍、時代とともに変化してきた相撲文化、国技館の歴史にも焦点を当てます。貴重な資料や写真、化粧回しなどを通じて、大相撲の歩んできた長い歴史を感じていただけますと幸いです。<見どころ>大横綱・双葉山が補修しながら使い続けた締込や、初代~二代若乃花、大鵬、北の湖ら15人の横綱の手形と「和」の揮毫など、相撲ファン必見の貴重な資料がそろいます。1986年のパリ公演ポスターや、禁煙前の国技館桝席に置かれていた火箱と灰皿も展示され、時代の移り変わりが感じられます。なかでも注目は、武蔵丸から豊昇龍へと継承された化粧廻し三つ揃い。日本画家・千住博による原画が、土俵入りに芸術的な輝きを添えます。