「どれから食べよう?」——そんなうれしい悩みが似合う3日間です。

すみどこスタッフが、いつ・どこで・何が無料で、そしてどんな限定メニューが出るのかをひと目でわかるように整理しました。会期は9/19(金)〜9/21(日)、会場は東京ソラマチ4Fスカイアリーナ。サーモンはBBQと寿司、サバは炭火焼と寿司で登場します(各日なくなり次第終了)。アクセスも簡単なので、待ち合わせついでの寄り道にもぴったりです。

本記事では、開催日時や会場、無料配布の内容、出店の見どころを、初めての方にもわかりやすくまとめました。

ノルウェーシーフードフェス 2025

今年で3回目となる「ノルウェーシーフードフェス2025」が、東京ソラマチ4Fスカイアリーナにて開催されます。
ノルウェー大使館主催による本イベントでは、ノルウェー産のサーモンやサバを使った限定メニューを、ジャンルの異なる11店舗が提供。
味覚だけでなく、ノルウェーの食文化にも触れられる内容となっており、グルメ好きにはたまらない3日間です。
入場は無料で、家族連れや友人とのお出かけにもぴったりのフードフェスとなっています。

ノルウェーシーフードフェス 2025

イベント概要(基本情報)

  • 名称:ノルウェーシーフードフェス 2025

  • 日程:2025年9月19日(金)・20日(土)・21日(日)

  • 時間:11:00〜20:00(初日のみ13:00開始

  • 会場:東京ソラマチ 4F スカイアリーナ(墨田区押上1-1-2)

  • アクセス

    • とうきょうスカイツリー駅 正面口よりすぐ

    • 押上駅 B3出口・A2出口よりすぐ

  • 入場料:無料

  • 公式サイト:ノルウェーシーフードフェス2025

※販売・仕入状況により内容が変更・欠品する場合があります。悪天候(雨天・強風)時は中止の可能性あり。各種無料配布は各日なくなり次第終了です。


去年はこんな感じ:無料配布に笑顔、サーモン&サバを気軽にハシゴ

屋外のスカイアリーナは風通しがよく、ノルウェーの国旗がはためくたびに会場の空気が少し華やぐ——そんな雰囲気が印象的でした。ふらりと立ち寄っても楽しめる肩の力の抜けたムードで、買い物や散歩の合間に「ちょっと一口」から始まって、気づけば“食べ比べツアー”になっていく人も多かったように思います。

無料のサバ炭火焼きは「脂が乗っていて美味しい」との声。はためく国旗と屋外の開放感が相まって、自然とテンションUP。

フードは“サバ派”も“サーモン派”も満足できるラインナップ。昨年の投稿では、五ノ神製作所の「サバのつけ麺」や、Salmon Noodle 3.0の「サーモンラーメン」といった具体的なメニューが話題に。温かい麺ものは風が出てくる夕方にも嬉しく、どちらも“魚の旨みをスープで受け止める”タイプで満足感が高めです。

ドリンクはOSLO BREWING CO.のクラフトビールに触れる投稿が目立ち、HAZY IPAは「普通に美味しいやつ」との声。サーモンスープは“美味しいけれど、そこそこのお値段”という率直な感想もありました。屋外でのんびりビールを傾けながら、サーモンやサバを少しずつ——そんな楽しみ方がしっくりきます。

そして、無料配布は“体験の核”と言える存在。サバヌーヴォー(生の状態で空輸されるサバ)の生サバ寿司は「美味しすぎてまた食べたい」との声が上がり、サバの炭火焼きは脂のりをダイレクトに感じられる定番人気でした。列が伸びやすい時間帯はありつつも、「まずは無料配布で旬の味を確認→有料メニューで好みを広げる」という流れがスムーズです。

会場の回遊は自由度が高く、自転車でふらっと立ち寄って食べて帰るという過ごし方も見られました。周辺のパンやスコーンを“おみやげ買い”して帰る投稿もあり、イベントをきっかけにソラマチ〜周辺エリアを1日で巡る楽しみ方が自然に生まれていたのも印象的です。

注:上記は昨年時点の来場者投稿に基づく印象とメニュー例・価格です。今年の提供内容・価格・出店は変更の可能性があります。最新情報は当ページ内の基本情報・公式案内をご確認ください。


今年のテーマは“セレブレーション”

フェスのテーマはそのまま“セレブレーション”。1980年代、ノルウェーが先進的な養殖技術で実現した「生でも安全に食べられるサーモン」が日本に紹介され、寿司文化と出会ってサーモン寿司が誕生してから40年になります。節目の今年は、会場でのサーモンBBQに加え、サーモン寿司の無料配布が新たに実施されるのが一番のトピック。寿司ネタの定番となったサーモンの“今”を、外の風を感じながら一口で体感できます。

一方、サバは日本の食卓でもおなじみ。ノルウェーサバは、秋に脂が霜降りのようにのる時期に漁獲されるのが特徴で、品質の確認には日本人検品員がノルウェーまで赴くほど丁寧に管理されています。そんなサバを一度も冷凍せず“生の状態で空輸”したのがサバヌーヴォー。2021年に日本へ初上陸し、今年で5年目を迎えます。


「サバヌーヴォー」って?(用語のミニ解説)

サバヌーヴォーは、ノルウェーで脂が霜降り状にのる9月下旬〜11月上旬を中心に漁獲された旬のサバを、一度も冷凍せず“生の状態で空輸”して日本に届ける取り組みの呼称です。フランスの新酒ワイン「ボジョレー・ヌーヴォー」にちなんだネーミングで、2021年の日本初上陸から今年で5年目。品質検査には日本人検品員が現地に赴くなど、細やかな管理が行われています。 フェス会場では、このサバヌーヴォーを炭火焼寿司で無料配布。ふんわりジューシーな食感と、きめ細かなサシ(脂)の旨みを体験できます。


無料配布のラインアップと提供数(合計5,000食)

無料配布は全部で4種類サバヌーヴォーの炭火焼サバヌーヴォー寿司ノルウェーサーモンBBQ、そして今年からのノルウェーサーモン寿司です。列がのびやすい人気企画なので、スケジュールに余裕を持って向かうのがおすすめです。

  • サバヌーヴォー 炭火焼き:合計 2,000食

  • サバヌーヴォー 寿司:合計 1,200食

  • ノルウェーサーモン BBQ:合計 800食

  • ノルウェーサーモン 寿司(今年から新登場):合計 1,000食

※いずれも各日なくなり次第終了。サバ関連はJALグループ、サーモン関連はサプライヤー各社(サルマールジャパン、東洋冷蔵、日本レロイ、モウイジャパン[五十音順])協力。

また、フェスの楽しみは無料配布だけではありません。11店舗が、ノルウェーサーモンやノルウェーサバを使った限定メニューを用意します。


サバメニュー:ふわっとジューシー、多彩な一皿に

まずはサバ。EL TRAGÓN(エルトラゴン)のサバのパエリアは、香ばしい米にサバの旨みが深くしみ込む一皿。食堂新鯖カツはサクッと軽く、脂のりのよい身は噛むほどに甘みを感じます。家で真似したくなるのが骨取り魚の飯田商店さば混ぜご飯麺場 voyageサバヌーヴォー潮そばで、澄んだスープの中にサバのコクがほどよく広がります。ユニークなのは若廣鯖カツプレッツェルバーガー。香りの立つソースと相まって“サバ×パン”の新しい組み合わせが楽しめます。

  • EL TRAGÓN(エルトラゴン):ノルウェーサバのパエリア

  • 食堂新:ノルウェーサバの鯖カツ

  • 骨取り魚の飯田商店さば混ぜご飯

  • 麺場 voyageサバヌーヴォー潮そば

  • 若廣ソース香る 鯖カツプレッツェルバーガー

どれもサバの旨みを活かした“ひと味違う”メニュー。脂がのる旬ならではのコクと香りを、いろいろな形で楽しめます。


サーモンメニュー:冷・温どちらでも映える万能選手

サーモンも負けていません。ØL La Cabinaサーモンタコスは片手でぱくっと。salmon atelier Husサーモンステーキはシンプルに素材勝負の一皿。ラーメン好きにはsalmon noodle 3.0MOWIサーモン使用プレミアムサーモンラーメン(フェス限定)MONICAサーモンフライバーガーはボリューム感がうれしく、北欧の空気を感じたい人はレストラン リラ・ダーラナのホットスモークサーモンのオープンサンド(温燻製)へ。どれも、サーモンの脂と旨みをそれぞれのスタイルで引き出しています。

不動の人気ネタであるノルウェーサーモンは、冷たい料理も温かい料理も得意。フェス限定や北欧らしい一皿も登場します。

  • ØL La Cabinaサーモンタコス

  • salmon atelier Husサーモンステーキ

  • salmon noodle 3.0:フェス限定 MOWIサーモン使用プレミアムサーモンラーメン

  • MONICAノルウェーサーモンフライバーガー

  • レストラン リラ・ダーラナ:北欧伝統 ホットスモークサーモンのオープンサンド(ノルウェーサーモンの温燻製)

脂のりのよいサーモンを、タコスやラーメン、温燻製のオープンサンドなどで。王道の寿司・BBQに加え、バリエーション豊かなメニューが嬉しいところです。


いつ行く?どこに行く?

会期は9月19日(金)・20日(土)・21日(日)の3日間。時間は11:00〜20:00で、初日のみ13:00スタートです。場所は東京ソラマチ4F スカイアリーナ。駅からのアクセスは、とうきょうスカイツリー駅 正面口、または押上駅 B3・A2出口からいずれも“すぐ”。入場は無料なので、買い物や散歩の途中に立ち寄っても大丈夫です。

※雨や強風など悪天候時は中止の可能性があります。無料配布は各日、なくなり次第終了です。最新の開催可否や提供状況は、公式サイトから確認してから向かうと安心です。


こう楽しむと、もっと満足

無料配布を狙うなら、まず会場に着いたら配布場所の位置を確認しておくと動きやすいです。サーモンとサバ、どちらも体験したい場合は、混雑の流れを見て順番を入れ替えるのもひとつ。

限定メニューは“ガッツリ系(バーガーやステーキ)”と“軽め(タコスやオープンサンド)”がうまく混ざっているので、シェアしながら少しずつ味見していくと、思った以上に種類を楽しめます。


公式レシピもまとめて探せます(ノルウェーサーモン&サバ)

すみどこスタッフからもうひとつ。ノルウェーサーモンとノルウェーのサバを使った公式レシピが、サイト内で検索できるようになっていました。トップに検索欄があり、キーワードを入れるだけで該当レシピを一覧表示。さらに「難易度」「魚の種類」「料理の種類」の3つで絞り込めます(初期表示は「全ての難易度/すべての魚種/すべての料理の種類」)。

料理の種類は、たとえば寿司&刺身(30)やサンドイッチ(19)サラダ(13)煮込む(13)炒め物(16)パスタ(8)スープ(4)グリル(3)タパス(1)など幅広く用意されています。オーブン焼きや小皿スナック、前菜、中華鍋料理まで揃っているので、フェスで食べて気に入った味を家でも再現したいときに便利です。

使い方の目安
  1. 検索欄に食材名や作りたい料理名を入力

  2. 必要に応じて「難易度」「魚種」「料理の種類」を選択

  3. 表示されたレシピから気になるものをチェック

レシピ検索はこちら → レシピ | Seafood from Norway

※レシピのラインナップや件数は公開状況により変わる可能性があります。最新の内容は上記リンク先でご確認ください。


まとめ

「ノルウェーシーフードフェス2025」は、サーモン寿司40周年サバヌーヴォー5周年を祝う“セレブレーション”。合計5,000食の無料配布(サーモンBBQ・サーモン寿司/サバ炭火焼・サバ寿司)と、11店舗による限定メニューがソラマチのスカイアリーナに集まります。

ポイントを整理すると、「いつ・どこで・何が無料で・どの店が何を出すか」が明確。初日の開始時刻(13:00)となくなり次第終了の注意点、天候による中止の可能性だけ押さえておけば、当日の動き方がイメージしやすいはずです。

食欲の秋に、ノルウェーのサステナブルで高品質なシーフードと日本の食文化が交わる“今だけ”の体験。足を運ぶ方の参考になれば幸いです。

開催中のイベント一覧

東京下町回遊 竹あかり

向島
季節のイベント
東京・墨田区で開催される「東京下町回遊 竹あかり」は、竹あかりの優しい光で下町の夜を彩るライトアップイベントです。すみだリバーウォーク、北十間川河川テラス、牛嶋神社、隅田公園を中心に、竹のオブジェや竹毬が並び、幻想的な夜の散歩を楽しめます。期間中は、水上コンサートやナイトクルーズ、竹あかりマルシェ、ワークショップなども多数開催。伝統と革新が融合する墨田の街を、やさしい光が包み込みます。家族や友人、カップルで楽しめる冬の注目イベントです。

ホラーにふれる展 -映画美術の世界-

押上
文化・芸術・スポーツ
この秋、東京ソラマチにて開催される「ホラーにふれる展 -映画美術の世界-」は、ホラー映画の美術に焦点を当てた体験型展示イベントです。松竹のホラーブランド「松竹お化け屋本舗」が手がけ、映画の中に入り込んだような非日常空間を演出。普段はスクリーン越しでしか見られないホラー映画の舞台美術を、実際に“見て・撮って・触って”楽しむことができます。日本のホラー文化にふれる、恐ろしくも魅力的な体験をお楽しみください。

台東・墨田 謎解き時空旅絵巻 ~消えた浮世絵を追って~

錦糸町
体験・ワークショップ・アクティビティ
2025年10月1日(水)から12月28日(日)まで、台東区と墨田区を舞台にした街歩き×謎解きイベント『台東・墨田 謎解き時空旅絵巻~消えた浮世絵を追って~』が開催されます。謎解きクリエイティブチーム『KAGENAZO』による本イベントは、失われた「浮世絵」を完成させるため、時代を超えて街を巡る体験型の物語。初級・中/上級の2つのルートが用意されており、歴史や文化を楽しみながら新たな東京の魅力を発見できます。参加費は無料、キットは浅草駅構内などで入手可能。各ルートをクリアするとノベルティがもらえる特典付きです。

東京ソラマチ®×東京ミズマチ®スタンプラリー

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祭り
「東京ソラマチ®×東京ミズマチ®スタンプラリー」は、スマートフォンアプリ「TOBUPOINT」を使って楽しめるデジタルスタンプラリーです。東京ソラマチと東京ミズマチに設置された3カ所のスタンプスポットを巡り、二次元バーコードを読み込んでスタンプを集めると、東京ミズマチ対象店舗で使える500円分の割引クーポンがアプリ内でもらえます。参加は無料で、期間中は何度でもスポットを楽しめますが、クーポンの獲得はお一人様1回限り。秋のお出かけついでに、お得なラリーに参加してみませんか?

名月観賞会

押上
季節のイベント
東京スカイツリーの天望デッキ フロア350で開催される「名月観賞会」では、中秋の名月や満月、スーパームーンを天体望遠鏡で観賞できます。日程は2025年10月6日(月)の中秋の名月、10月7日(火)の満月、そして11月5日(水)のスーパームーン。天望デッキからの絶景と共に、幻想的な夜空を楽しむことができます。参加は無料ですが、展望台の入場料が別途必要です。天候によって内容が変更・中止になる場合もありますのでご注意ください。

Jazz in the Moon Night(ジャズライブ)

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文化・芸術・スポーツ
東京スカイツリーの天望デッキ フロア350で開催される「Jazz in the Moon Night」では、秋の夜景と共に本格的なジャズライブを楽しめます。2025年は10月1日から11月5日の期間中に数回開催され、出演アーティストにはサックス奏者のMALTAや、ヴォーカリストのJILLEなど、豪華な顔ぶれが揃います。各日のライブは19時から20時までの1時間、月明かりに包まれた幻想的な空間でジャズの音色を堪能できます。観賞は無料ですが、別途展望台の入場料が必要です。

没入型体験ゲーム『あの街で待っている』

押上
体験・ワークショップ・アクティビティ
東武鉄道と株式会社休日ハックが贈る、新感覚の没入型体験ゲーム『あの街で待っている』が2025年7月17日から2026年3月31日まで開催されます。本イベントでは、観光雑誌を手に下町の街並みを巡りながら、リアルな街と連動する謎を解いていく体験が楽しめます。浅草・押上・北千住・曳舟・亀戸エリアを舞台に、東武博物館や東京スカイツリータウン®なども登場。参加者は観光雑誌に隠された情報を元に、物語の主人公となって街を巡ります。キットには謎解きシートやペグシルなども含まれており、所要時間は3〜5時間ほど。期間中は早期クリアキャンペーンも実施予定です。

Art&Culture Days「Fairy Trick」

江東橋
施設イベント
全国15のPARCOで同時開催される「Art&Culture Days」の一環として、錦糸町PARCOでは1Fにトリックアートが出現。ファインダーを通すことで異なる表情を見せるこのインスタレーションは、訪れる人々を魔法のような世界へと誘います。さらに11月1日(土)~3日(月・祝)には、5,000円以上の購入で先着100名様に限定デザインの金平糖「忘れな草」をプレゼント。アートと買い物が融合した幻想的な期間をぜひお楽しみください。

墨田区メタ観光ワークショップ

東向島
趣味・生活
2025年度「墨田区メタ観光ワークショップ」が、すみだ生涯学習センターを拠点に開催されます。「メタ観光」とは、アニメ聖地や路上園芸、地形など従来の観光にとらわれない視点で地域の新たな魅力を掘り起こす取り組み。11月2日の「わたしの名所、あなたの名所」では、お気に入りの写真を持ち寄って、地元の魅力を再発見し合う交流型ワークショップを実施。また、10月25日と11月15日には、専門家とともにまちを歩く「メタ観光スタディーズ」も開催。テーマは「路上園芸・旧町名・文字観察」と「ナイトタイム:ご近所闇・照明」。各回定員30名、参加無料で、地域住民も観光の担い手となるユニークな学びの場です。