こんにちは、すみどこ編集部です。桜の便りが待ち遠しい季節が近づいてきましたね。2025年の東京の桜は、例年並みの3月24日前後に開花し、3月末頃に満開を迎える見込みです。

そこで今回は、墨田区内とその周辺エリアで開催される桜まつりをご紹介します。下町ならではの風情から、水辺の夜桜や和文化を満喫できるスポットまで幅広くピックアップしました。ぜひお花見の参考にしてみてくださいね。

2025年東京の桜開花予想

2025年の東京のソメイヨシノは3月24日前後に開花、3月末頃に満開を迎える見込み。昨年(2024年)よりやや早めで、平年通りのタイミングです。

天候次第ではありますが、開花から散り始めるまでおよそ10日~2週間ほどたっぷり楽しめる予想です。3月末~4月上旬にかけて見頃を迎えるため、お花見の計画を立てるには絶好のタイミングといえます。

お江戸深川さくらまつり(江東区)

イベント概要

下町情緒漂う深川エリア一帯で開かれる桜まつりです。和船に乗って間近で眺める桜や、三味線の音色が川面に響く「新内流し」など、江戸文化を感じる趣向がたっぷり用意されています。週末には深川めしや煎餅の屋台が並び、大道芸なども登場。夕方から提灯やLEDでのライトアップが始まると、一段と幻想的な雰囲気に包まれます。

第21回 お江戸深川さくらまつり

森下から清澄白河、門前仲町、越中島にかけての深川エリアで期間中、多様なイベントを実施。お花見周遊船(和船・動力船)の運航やライトアップ、パフォーマンスの披露、模擬店の出店など、桜を楽しむための各種イベントを実施。和船は土日のみ運航。黒船橋付近で当日受付、整理券配布。整理券なくなり次第終了(各日定員230名、3/22のみ180名。先着順。乗船料1,000円)。※各イベントの詳細はホームページ参照。

第21回 お江戸深川さくらまつり

項目

内容

開催期間

2025年3月22日(土)~4月6日(日)

ライトアップ

毎日17:00~22:00

会場

東京都江東区 門前仲町・清澄白河・森下・越中島周辺(大横川沿い 石島橋~黒船橋付近など)

アクセス

東京メトロ東西線・都営大江戸線「門前仲町」駅から徒歩すぐ。清澄白河駅や森下駅からも徒歩圏内。周辺に駐車場が少ないため公共交通機関の利用推奨

会場・アクセス

門前仲町駅を中心に、門前仲町や清澄白河、森下方面へと歩いて行くと、大横川沿いの遊歩道が広がり、そこに約1.3kmの桜並木が続きます。期間中は車での来訪を避け、地下鉄やバスを活用するとスムーズに会場にアクセスできます。

見どころ・おすすめ

最大の特色は、木造和船から眺める「水上のお花見」。桜の枝が川面近くまで垂れ下がる中をくぐり抜ける体験は、ほかのエリアにはない魅力です。三味線と浄瑠璃による舟上演奏「新内流し」も、江戸情緒あふれる希少な企画として注目を集めています。

さらに、地元店が出す屋台や、石島橋上のお休み処で味わえる深川めしなどのグルメも楽しみの一つ。夜には提灯とLEDの穏やかな灯りが桜を照らし出し、川に映る光の揺らめきと相まっていっそう風情のある風景を見せてくれます。

千代田のさくらまつり(千代田区)

イベント概要

千代田区内各所の春イベントを総称したまつりで、その中心的存在となるのが千鳥ヶ淵緑道の夜桜ライトアップです。東京メトロ半蔵門線「半蔵門駅」や「九段下駅」からすぐの場所にあり、お堀沿いの桜が水面に映る光景は、都内でも屈指の美しさを誇ります。期間中は交通規制が敷かれるため、公共交通機関を利用しましょう。

千代田のさくらまつり 2025

3月12日(水)〜4月23日(水)開催。千鳥ヶ淵緑道では、ライトアップ(3月28日〜4月8日)された夜桜やボートからの水上観賞が楽しめます。 お花見にぴったりなテイクアウトグルメや周遊キャンペーンも充実。九段下・半蔵門駅から徒歩5分とアクセスも便利。 春の千代田を満喫できるこの期間限定の特別な体験を、ぜひお楽しみください。

千代田のさくらまつり 2025

項目

内容

開催期間

2025年3月12日(水)~4月23日(水) ※千鳥ヶ淵ライトアップは3月28日(金)~4月8日(火)予定

ライトアップ

日没~21:00(再生可能エネルギーを用いたLED照明)

会場

千鳥ヶ淵緑道(九段南~三番町)を中心に千代田区各所

アクセス

東京メトロ・都営地下鉄「九段下」駅2番出口または「半蔵門」駅より徒歩5分。周辺は歩行者ルートが指定されるため事前に公式情報を確認すると安心

会場・アクセス

九段下駅の2番出口を出て坂道を上ると、皇居のお堀に沿って桜並木が続く千鳥ヶ淵緑道が見えてきます。開花期には例年たくさんの見物客が訪れますが、歩行者の流れが一定方向に規制されるので、混雑時でも比較的安全に夜桜を楽しめるよう工夫されています。

見どころ・おすすめ

約700mにわたって咲き誇るソメイヨシノは、夜になるとライトアップに照らされ、水面にゆらめく姿がなんとも幻想的。千鳥ヶ淵ボート場では乗船が人気を集めますが、今年からは「スマートチケット制度」が導入され、事前予約制で並ばずにボートを利用できます。

お堀から見上げる夜桜はひときわ迫力があり、都会のビル群や東京タワーを背景にした眺めもまた印象的です。区内ではリアル謎解きゲームやスタンプラリーなど、花見以外のイベントも同時開催しており、一日中たっぷり楽しめます。

隅田公園桜まつり(台東区)

イベント概要

浅草駅から徒歩5分ほど、隅田川西岸にある隅田公園(台東区側)で行われる桜まつりです。吾妻橋から言問橋、桜橋付近にかけて並ぶ桜の向こうには東京スカイツリーも見え、川越しの絶景が堪能できます。例年3月中旬から4月上旬に開催され、開花状況に合わせて終了時期を延長することもあるため、満開を逃しにくいのが魅力です。

隅田公園桜まつり 2025

開催期間: 2025年3月16日(土)~4月6日(日)
※桜の開花状況により変更の可能性あり
開催場所: 隅田公園(台東区・墨田区)

東京スカイツリーを背景に、約510本の桜が咲き誇る隅田公園は、都内有数のお花見スポットです。夜にはライトアップされた夜桜とスカイツリーの幻想的な風景も楽しめます。屋形船から両岸の桜を眺める風流な花見も人気です。

江戸時代に始まった歴史ある桜並木は、今も多くの人を魅了しています。桜の種類はソメイヨシノ、オオシマザクラ、サトザクラなど。

【アクセス】 ・東京メトロ銀座線/東武スカイツリーライン 浅草駅 徒歩3分 ・都営浅草線 浅草駅 徒歩5分

隅田公園桜まつり 2025

項目

内容

開催期間

2025年3月16日(日)~4月6日(日)頃 (浅草観光連盟によると3月20日~4月13日との発表もあり)

ライトアップ

日没~21:00頃(提灯やぼんぼりでの演出)

会場

隅田公園(台東区側) 吾妻橋~言問橋・桜橋付近

アクセス

浅草駅(東京メトロ銀座線・都営浅草線・東武スカイツリーライン)から徒歩約5分

会場・アクセス

浅草駅を出て隅田川方面へ向かうと、すぐに川沿いの桜並木へ到着します。下町情緒たっぷりの雰囲気の中、散策しながら川を渡れば対岸の墨田区側にも行き来可能。二つの区が合同でライトアップを行うため、両岸を歩いてみるのもおすすめです。

見どころ・おすすめ

隅田川沿い両岸に約600本もの桜が咲くと言われ、特に東京スカイツリーと桜が同時に眺められるビューポイントは絶好の撮影スポット。公園内には花見団子や和菓子などを売る屋台が出店し、夕方からは提灯の灯りが桜を優しく照らします。

下町ならではの賑わいとともに楽しむお花見は、まさに“浅草らしさ”を満喫できるはず。雷門や浅草寺とあわせた散策コースを組むのも、観光と花見を一度に楽しめて便利です。

第43回 墨堤さくらまつり(墨田区)

イベント概要

隅田川を挟んで台東区とは反対側、墨田区立隅田公園(向島エリア)で行われるのが「墨堤さくらまつり」です。八代将軍・徳川吉宗の時代から桜の名所として知られ、地元墨田区ならではの伝統的な催しも盛りだくさん。2025年は3月15日(土)~4月13日(日)の約1か月にわたり開催される予定です。

令和7年墨堤さくらまつり

2025年、第43回目となる墨堤さくらまつりを開催いたします。八代将軍徳川吉宗により植えられた、ソメイヨシノなど343本の桜が、吾妻橋から桜橋あたりまで約1kmの桜並木をつくり、訪れた人々の目を楽しませてくれます。ぜひ、ご来場ください。

令和7年墨堤さくらまつり

項目

内容

開催期間

2025年3月15日(土)~4月13日(日)

ライトアップ

18:30~21:00(開花期間中 毎晩)

会場

墨田区立隅田公園(向島エリア) 吾妻橋~桜橋にかけて約1kmの桜並木

アクセス

東武スカイツリーライン「浅草駅」(吾妻橋を渡ってすぐ) 都営浅草線「本所吾妻橋駅」から徒歩約5分など

会場・アクセス

浅草駅から吾妻橋を渡ればすぐに墨田区側の隅田公園が広がります。東武スカイツリーライン「東京スカイツリー駅」や都営浅草線「本所吾妻橋駅」など、複数の駅からのアクセスが可能で、周辺には商業施設「東京ソラマチ」やスカイツリーも徒歩圏内にあります。

見どころ・おすすめ

模擬店の立ち並ぶ「屋台村」では、地元の町会が運営する焼きそばや地酒、和菓子を味わいながら桜を眺められます。向嶋芸妓によるお座敷芸が楽しめる「向嶋芸妓茶屋」や、週末ごとに変わるテーマイベントが開催される「春のそよかぜ つながるフェス」など、和文化から現代的なステージパフォーマンスまでバラエティに富んでいるのも魅力です。

春のそよかぜつながるフェス2025

■3月15日・16日すみだ3M運動春うららそよかぜマーケット■3月20日SumidaRobotDay■3月22日・23日すみだストリートジャズフェスティバル音楽ライブイベント■3月29日・30日すみだNPOフェスティバル■3月29日・30日さくら歩きツアー■4月5日・6日太陽のカーニバル■4月6日墨田区太鼓連盟和太鼓演奏■4月12日・13日春の味わいフェス~酒と料理の祭典~

春のそよかぜつながるフェス2025

夜はライトアップされた桜の向こうに東京スカイツリーがそびえ立ち、伝統と未来が融合したような絶景を楽しめるでしょう。

中川さくらまつり(墨田区)

イベント概要

墨田区立花エリアの旧中川沿いで催される、小規模ながら地域密着型のアットホームなお祭りです。2025年は4月5日(土)の1日限定で開催予定。地元の中学生による吹奏楽演奏や、町会が出店する屋台の温かな雰囲気にほっとさせられます。

中川さくらまつり 2025

「中川さくらまつり」が開催されます。旧中川の水辺で、美しい桜を眺めながら音楽や食事を楽しめるイベントです。地元の人々やお店が協力し、さまざまな催しが行われます。 開催概要 日程:4月5日(土) 10:00~15:00 ※雨天時は翌日(4月6日)に同時刻で開催 会場:旧中川水辺公園(墨田区立花3-17-5周辺) アクセス:東武亀戸線「東あずま駅」から徒歩5分 イベント内容 地元の中学生による吹奏楽演奏や、DJ・ラップ、ハワイアン&ポップスなどの音楽パフォーマンスが予定されています。 また、町内会や地域の飲食店による屋台、キッチンカー、手作り工芸品の販売もあります。 桜を楽しめるこの機会に、ぜひ足を運んでみてください。 ※ イベントページは現在(2025/02/27 時点)公開されていないためこちらの情報が最新になります。リンク先は公園の公式ホームページになります。

中川さくらまつり 2025

項目

内容

開催日

2025年4月5日(土) ※1日のみ開催、10:00~15:00ごろまで

会場

旧中川水辺公園(東京都墨田区 立花3丁目付近)

アクセス

東武亀戸線「東あずま駅」から徒歩4分 JR総武線「平井駅」からも徒歩15分程度

ライトアップ

なし(昼間メインのイベント)

会場・アクセス

会場となる旧中川水辺公園は、東武亀戸線の「東あずま駅」から歩いてすぐ。川沿いは散歩道として整備されており、住宅地の中にのんびりと桜が咲き誇ります。駐車場が少ないため公共交通機関を利用するのがおすすめです。

見どころ・おすすめ

地域の人々が手作りで盛り上げるイベントで、焼き鳥やフランクフルトなど家庭的な屋台料理を楽しみながら、のどかな花見ができます。ステージでは地元中学校の吹奏楽部演奏やフラダンス、DJタイムなど、多彩なプログラムが用意されるため、子どもからお年寄りまで楽しめるのが魅力。

旧中川は東京スカイツリーの眺望スポットとしても知られ、川面に映る桜とタワーのコントラストを写真に収めようと訪れる人もいます。

うえの桜フェスタ(台東区)

イベント概要

「天下取りの桜」と呼ばれるほど多くの桜が集まる上野恩賜公園では、2025年3月18日(火)~4月6日(日)の期間に「うえの桜フェスタ」が開催されます。噴水広場や袴腰広場を中心に、全国各地のご当地グルメが集まるフードコートや日替わりのステージイベントが大盛況。早朝から夜遅くまで花見客が絶えない、東京でも屈指のにぎやかな花見スポットです。

うえの桜フェスタ 2025

3月18日(火)〜4月6日(日)|10:00〜21:00(最終日20:00まで) 上野恩賜公園で開催される春の恒例イベント。今年は3会場で開催され、それぞれに特色あるグルメや企画が楽しめます。 ・竹の台広場(噴水広場):全国のご当地グルメが集結 ・桜広場:上野の人気店や復興支援ブースが登場 ・不忍池蓮見広場:世界の料理と風車が彩る和空間エリア 桜と一緒に、全国・世界の味と文化を楽しめる20日間。春のお出かけにぴったりです!

うえの桜フェスタ 2025

項目

内容

開催期間

2025年3月18日(火)~4月6日(日) 10:00~21:00(最終日は20:00終了)

ライトアップ

17:00~21:00(桜並木に提灯を設置)

会場

上野恩賜公園(噴水広場・袴腰広場・蓮見坂下広場など)

アクセス

JR・東京メトロ「上野駅」公園口から徒歩2分 京成「京成上野駅」正面口から徒歩1分

会場・アクセス

JR上野駅公園口を出ると、目の前に上野恩賜公園の広大な敷地が広がります。メイン会場となる噴水広場まで徒歩ですぐなので、アクセスは抜群。公園内には動物園や美術館、博物館が集まっており、一日いても飽きることがありません。

見どころ・おすすめ

全国各地の名物料理が並ぶフードコートで食べ歩きを楽しむもよし、特設ステージで繰り広げられる和太鼓演奏やアイドルライブ、お笑い芸人のショーを眺めるもよし。夜には約1,200本の桜がぼんぼり提灯のあかりに照らされ、花見宴会が最高潮に達します。

シートを敷いてお酒や食事を楽しむ光景は、東京の春の風物詩そのもの。外国人観光客が多いのも上野の特徴で、国際色豊かな雰囲気の中でお花見ができるのも楽しいポイントです。

まとめ

2025年の東京の桜は、3月下旬~4月上旬にかけて満開を迎える見通し。各地で行われるさくらまつりは、昼夜問わず多彩な催しが目白押しです。

墨田区では「墨堤さくらまつり」や「中川さくらまつり」といった地元密着型イベントが楽しめますし、台東区側の隅田公園上野公園などにも足を伸ばしやすい距離。さらに少し移動すれば深川千代田のさくらまつりもあり、和船体験からボート遊覧、地元グルメや伝統文化に触れる機会がたくさんあります。「いつ、どこの桜まつりに行こうかな?」と考える時間も春ならではの楽しみです。ぜひこの時期を逃さずに、それぞれの街の個性あふれる桜風景を満喫してくださいね。

すみどこでは、これからも墨田区のイベントや季節のおでかけ情報を発信していきます。 皆さんのお花見が素敵な思い出になりますように。

開催中のイベント一覧

リアル脱出ゲーム「郵政博物館と時を超えた手紙の謎」

東京スカイツリータウン
体験・ワークショップ・アクティビティ
・館内に仕掛けられた謎を解きながらゲームクリアを⽬指す回遊型の体験型ゲーム・イベント「リアル脱出ゲーム『郵政博物館と時を超えた手紙の謎』」(以下「本イベント」)を、2024年7⽉5⽇(⾦)から開催します。 ・本イベントの参加者は、は郵政博物館内の架空の組織「迷子の手紙研究室」の一員となります。過去に出された手紙が時を超えて現代へと迷い込み、「その手紙が届かなかった世界」に現在が書き換えられてしまう「迷子の手紙現象」の解明を目指します。謎を解くことで本来届くはずであった人のもとに手紙を届け、途切れてしまった人々の想いを修復することが本イベントの目的です。

べらぼう 江戸たいとう 大河ドラマ館

べらぼう江戸たいとう大河ドラマ館
施設イベント
大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の主人公、蔦屋重三郎(つたやじゅうざぶろう)ゆかりの地である東京都台東区に大河ドラマ館がオープン。ドラマの概要紹介や登場人物の衣装、小道具の展示のほか、土産物を購入できるたいとう江戸もの市も併設される。また、大河ドラマ館来館者が無料で乗車できる、蔦重ゆかりの地をめぐる循環バスも運行する。

名探偵コナン×東京スカイツリー(R) 煌きの青天塔 (スカイツリー)

東京スカイツリー(R)
文化・芸術・スポーツ
「名探偵コナン」との初めてのコラボレーションイベント「名探偵コナン×東京スカイツリー(R) 煌きの青天塔(スカイツリー)」が開催。このイベントは、参加型企画のスタンプラリーや、地上450メートルの天望回廊を中心に「名探偵コナン」の世界観に浸れる展示装飾、キャラクターと撮影できるフォトポットの設置を行う。

TOKYO SKYTREE(R)13th Anniversary 東京スカイツリー(R)13周年イベント

東京スカイツリー
ショッピング
東京スカイツリーでは5月22日(木)に開業13周年を迎えることを記念し、2025年4月26日(土)~7月下旬の間、13周年記念デザインを使用した装飾のほか、オリジナルカフェメニューやグッズを販売します! 東京スカイツリー公式キャラクター ソラカラちゃんの特別衣装や、開業日限定のお楽しみもたくさん♪ ぜひ東京スカイツリーに足を運んでみてくださいね!

浮世絵でめぐる隅田川の名所

たばこと塩の博物館
文化・芸術・スポーツ
周辺の寺社、花名所、料亭など、浮世絵に描かれた隅田川の名所を3つのコーナーに分けて紹介する特別展。浮世絵には隅田川が描かれている作品が数多くあり、本展では歌川広重や歌川国定たちが描いた隅田川に関係する浮世絵が前後期合わせて約150点展示される。作品とともに江戸時代の状況や描かれた背景なども紹介しながら、江戸の人たちが楽しんだ隅田川の魅力に迫る。

ゆうちょ開業150年記念特別展示 「ゆうちょ」150年-はじまりからアプリまで-

郵政博物館
文化・芸術・スポーツ
今年は郵便貯金創業150年、「郵便の父」前島密の生誕190年にあたる。明治3年、前島は郵便事業立案直後に渡英し、郵便局が為替や貯金業務も担っていることを知り、明治8年に日本でも郵便貯金が開始された。今展示では、制度創設の背景や前島の功績、そして現在のゆうちょ銀行の取り組みを紹介する。期間中には講演会やワークショップも開催予定。

開館30周年記念 MOT コレクション 9つのプロフィール 1935→2025

東京都現代美術館
文化・芸術・スポーツ
開館30周年を迎えた東京都現代美術館で開催される、「9つのプロフィール 1935→2025」と題されたコレクション展。これまで90年の間に生まれてきた美術が、1階から3階に続く全9室でそれぞれ10年単位に区切って紹介される。鶴岡政男、菊畑茂久馬、高松次郎、草間彌生、辰野登恵子らの作品や、近年新たにコレクションに加わった青山悟、片岡純也、岩竹理恵の作品も展示される。

謎解きはコーヒーのあとで日本橋の怪盗

サニサニーピクニック
体験・ワークショップ・アクティビティ
のんびりと謎解きを楽しみたい人や、謎解きイベントに行ったことがない人も、不思議なカフェの中で自分たちのペースで謎を解くことができる。30分から60分で楽しめる謎解きが複数あり「日本橋の怪盗」終了後もゆっくりできる。土日祝日はホームページより予約可能。

特集展示 文化財保護法施行75周年よみがえる名所―押上 最教寺とその周辺―

すみだ郷土文化資料館
文化・芸術・スポーツ
墨田区は震災や戦災によって大きな被害を受けました。そのため、近代にいたるまでの間に多くの寺社が区外へ移転しています。これらの移転した寺社は、江戸時代には名高い名所であったものも多くありました。そしてそれらの寺社は、現在にいたるまで仏像や什物といったかつての「宝物」を大切に守り続けている場合があるのです。天松山最教寺もそうした寺院のひとつです。江戸時代には押上の妙見付近にあり、安政江戸地震や関東大震災で壊滅的被害を受けたことから移転し、現在は八王子に所在する日蓮宗寺院です。徳川秀忠の娘・千姫の病気平癒祈祷によって押上に寺地を得、「江戸名所図会」などによれば日蓮が記されたと伝わる旗曼荼羅を伝えており、開帳などを通じて江戸の人々の崇敬を集めていたことがわかっています。すみだ郷土文化資料館では平成30年(2018)年から、最教寺のご協力のもと寺宝調査を行ってきました。その結果、現在の最教寺には江戸時代の貴重な仏像の多くが大切に保存されており、墨田区の地域資料として重要な意義をもつことが明らかとなりました。くしくも、令和7年(2025)年は文化財保護法施行75周年にあたります。当館ではこれを記念して、近年の調査成果をもとに、最教寺に伝わる押上時代の仏像や什物を紹介する展示を開催します。本展示はそれに先がけて、江戸時代の絵図や浮世絵、地誌のほか、埋蔵文化財などから現代によみがえる名所・最教寺の歴史と景観を紹介します。