JR両国駅にある“幻の3番線ホーム”で、特別なお好み焼き体験が開催されると聞き、すみどこスタッフも、体験会に参加してきました。

広島の名物であるオタフクソースを使ったお好み焼を、自分で作って食べるという内容で、どこか懐かしいホームの雰囲気も相まって、とても貴重な体験となりました。

今回は、お好み焼の匠から直接指導を受けながら、自分で作ったお好み焼を味わう「オタフク部屋」の魅力を存分にレポートします!

イベント概要

2024年10月10日(木)から10月13日(日)の間、JR両国駅「幻の3番線ホーム」にて、参加者自身がお好み焼を作り、その場で味わうことができる特別なイベント「お好み焼道場『オタフク部屋』」が開催されています。

お好み焼道場「オタフク部屋」

10月10日(木)の「お好み焼の日」より10月13日(日)まで、JR両国駅の「幻の3番線ホーム*」で、ご自身でお好み焼をつくり、召し上がっていただくイベント “お好み焼道場「オタフク部屋」” を開催いたします。西日本の食べ物というイメージの強いお好み焼が上京するというストーリーを描き、また、JR両国駅3番線ホームの雰囲気がお好み焼のどこか懐かしく温かい世界観とマッチするように感じ、この場所で開催いたします。「お好み焼の日」をきっかけとして、関東エリアの皆様にもお好み焼を楽しんでいただきたいと考え、今回は全国的になじみ深い関西お好み焼をつくる技を、当社のお好み焼課の社員とお好み焼士がご指南させていただきます。*JR両国駅3番線ホームは、約30年前に定期旅客列車の発着がなくなり、普段は使用されていないため“幻のホーム”と呼ばれています。日時:2024年10月10日(木)~13日(日)①11:00~12:00 ②12:00~13:00 ③13:00~14:00 ④14:00~15:00⑤16:00~17:00 ⑥17:00~18:00 ⑦18:00~19:00 ⑧19:00~20:00⑨20:00~21:00  ※15:00~16:00は休回会場:JR両国駅3番線ホーム(東京都墨田区横網1-3-20)内容:お好み焼づくり※ホットプレートを使用してご自身でお好み焼を焼き、食べていただきます(1名につき1枚)対象年齢:小学1年生以上※中学生未満のお客様は保護者の同伴が必要です※未就学児は保護者同伴での入場は可能ですが、お好み焼づくりには参加いただけません席数:40席/1回(予約制)予約:予約フォームより受付(https://www.otafuku.co.jp/corporate/news/detail/?t_id=411)予約締切:事前予約は前日の23:59まで。当日予約は当日の9:00~各回30分前まで参加費:無料※お好み焼道場「オタフク部屋」の入場には、JR両国駅改札内への入場券またはSuica等の交通系ICカードでの入場が必要です。入場料は2時間ごとに150円です。

お好み焼道場「オタフク部屋」

お好み焼といえば西日本の代表的な食べ物ですが、今回、オタフクソース株式会社は「お好み焼の日」をきっかけに、関東の皆様にもその魅力を伝えたいと考え、JR両国駅の普段使用されていない3番線ホームでこのイベントを実施します。

約30年前に定期列車の発着がなくなり、今では"幻のホーム"と呼ばれるこの場所で、どこか懐かしい雰囲気の中、お好み焼を焼く体験を楽しむことができます。

当日は、オタフクソース株式会社の社員や「お好み焼士」が、お好み焼づくりの技を丁寧に指南。関西風のお好み焼を自分で作る体験を通して、その楽しさを存分に味わっていただけます。

イベント体験レポート

JR両国駅に到着、目指すは「幻の3番線ホーム」

駅の改札内に足を踏み入れると、目に飛び込んできたのは、たくさんのオタフクソースの提灯とお好み焼きセット。まだ始まる前なのに、これだけでワクワク感が止まりません。

相撲の町、両国駅の名残

両国駅と言えば、やはり相撲の町。駅構内には歴代のお相撲さんの額縁がずらりと並び、歴史を感じる雰囲気が漂っていました。

「お好み焼道場」へ一歩踏み出す

ホームから階段を下り改札へ向かう途中、すぐ目に入ってきたのは、「お好み焼道場」の看板とのれん。そして、レッドカーペットが敷かれ、なんとも特別感漂う道が幻の3番線ホームまで続いていました。

オタフクソースの熱意に触れる道中

ホームに向かう途中には、オタフクソースの商品看板が並び、その一つ一つに込められたメッセージが印象的でした。

10月10日は「じゅーじゅー」という語呂合わせで「お好み焼の日」と設定されていることに、ユーモアを感じます。

準備万端のホームはまるでお好み焼きスタジオ

ホームにたどり着くと、そこにはたくさんのホットプレートとお好み焼きの材料が整然と並んでいました。

これが駅のホームだなんて信じられないくらい、本格的なセットです。

エプロンと帽子で“お好み焼職人”気分に浸る

テーブルには、オタフクのロゴが入ったエプロンと帽子、そしてお好み焼きソースが置かれていました。これを身につけるだけで、すっかり“お好み焼職人”になった気分です。

見渡すとそこは、普通の駅ホームの光景

テーブルから見える景色は、通常の駅のホームそのもの。

いつも通る場所で、お好み焼きを焼いて食べることになるなんて、すみどこスタッフ一同、感無量です。テンションが一気に上がりました。

本日のお好み焼きは豚玉!春名マイスターの指導のもと

今回体験するのは、定番の「豚玉」。あらかじめ生地が準備されており、具材を混ぜるだけの状態です。この日は、お好み焼士マイスターの春名さんが丁寧に説明してくれました。

具材をホットプレートへ投入!プロの指導でさらに美味しく

具材を混ぜ、いざホットプレートへ。すでにこの時点で美味しそうな香りが漂います。焼く際の厚さや大きさなど、プロの指導を受けながら進めていきました。

豚肉を乗せる際のポイントは、「川の字」にすること。ひっくり返す直前に置くとお肉のお汁が出にくくさらに美味しくなるとのことでした。ちょっとしたコツで見栄えも美味しさもアップします。

緊張のひっくり返し!無事成功

そして、最大の難関とも言えるひっくり返し。すみどこスタッフもドキドキしましたが、指導のおかげで無事に成功。体験会に参加された方々も職人のような気分で達成感に包まれました。

ふっくらとした仕上がりで、これまで自宅ではなかなか作れなかったようなふわふわ感。プロの指導があったからこそ、ここまで美味しく焼けたのだと実感しました。

「おいしい!」を連発、満足感に包まれる

豚肉も香ばしく焼き上がり、テーブルに置かれた特製ソースをかけて、青のりを振りかければ完成。ひと口食べると、その美味しさに驚きました。

その美味しさに感動しながら、満腹になるまで堪能しました。最後には、お土産として先ほど利用したオタフクソースをいただき、これで家でも美味しいお好み焼きを楽しめます。

感謝の気持ちを抱きつつ、会場を後にしました。ごちそうさまでした

まとめ

幻の3番線ホームで開催された「オタフク部屋」のお好み焼体験は、特別な場所での料理ということもあり、単なる食事以上の思い出に残るイベントとなりました。

オタフクソース株式会社のこだわりと、丁寧な指導のもと、自分で作ったお好み焼の美味しさは格別でした。普段は味わえない特別な雰囲気と、焼きたてのお好み焼きをその場で楽しむ贅沢な時間が過ごせました。

お好み焼が持つ温かさや楽しさを、改めて実感できたこの体験は、ぜひ多くの方におすすめしたいイベントです。西日本の名物が、関東の地で新たな魅力を持って提供されるこの機会をお見逃しなく。

ご自身の手で焼き上げるお好み焼きの楽しさと、美味しさをぜひ体験してみてください!

開催中のイベント一覧

リアル脱出ゲーム「郵政博物館と時を超えた手紙の謎」

東京スカイツリータウン
体験・ワークショップ・アクティビティ
・館内に仕掛けられた謎を解きながらゲームクリアを⽬指す回遊型の体験型ゲーム・イベント「リアル脱出ゲーム『郵政博物館と時を超えた手紙の謎』」(以下「本イベント」)を、2024年7⽉5⽇(⾦)から開催します。 ・本イベントの参加者は、は郵政博物館内の架空の組織「迷子の手紙研究室」の一員となります。過去に出された手紙が時を超えて現代へと迷い込み、「その手紙が届かなかった世界」に現在が書き換えられてしまう「迷子の手紙現象」の解明を目指します。謎を解くことで本来届くはずであった人のもとに手紙を届け、途切れてしまった人々の想いを修復することが本イベントの目的です。

べらぼう 江戸たいとう 大河ドラマ館

べらぼう江戸たいとう大河ドラマ館
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名探偵コナン×東京スカイツリー(R) 煌きの青天塔 (スカイツリー)

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「名探偵コナン」との初めてのコラボレーションイベント「名探偵コナン×東京スカイツリー(R) 煌きの青天塔(スカイツリー)」が開催。このイベントは、参加型企画のスタンプラリーや、地上450メートルの天望回廊を中心に「名探偵コナン」の世界観に浸れる展示装飾、キャラクターと撮影できるフォトポットの設置を行う。

TOKYO SKYTREE(R)13th Anniversary 東京スカイツリー(R)13周年イベント

東京スカイツリー
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東京スカイツリーでは5月22日(木)に開業13周年を迎えることを記念し、2025年4月26日(土)~7月下旬の間、13周年記念デザインを使用した装飾のほか、オリジナルカフェメニューやグッズを販売します! 東京スカイツリー公式キャラクター ソラカラちゃんの特別衣装や、開業日限定のお楽しみもたくさん♪ ぜひ東京スカイツリーに足を運んでみてくださいね!

開館30周年記念 MOT コレクション 9つのプロフィール 1935→2025

東京都現代美術館
文化・芸術・スポーツ
開館30周年を迎えた東京都現代美術館で開催される、「9つのプロフィール 1935→2025」と題されたコレクション展。これまで90年の間に生まれてきた美術が、1階から3階に続く全9室でそれぞれ10年単位に区切って紹介される。鶴岡政男、菊畑茂久馬、高松次郎、草間彌生、辰野登恵子らの作品や、近年新たにコレクションに加わった青山悟、片岡純也、岩竹理恵の作品も展示される。

ソラマチひろば噴水スケジュール

東京スカイツリータウン
施設イベント
ソラマチひろばの噴水スケジュールです。 涼しげな噴水をおたのしみください。 直近の噴水のスケジュールは下記をご確認ください。 ※予告なく変更する場合がございます。ご了承ください。 【噴水スケジュール】 5/7(水)~ 10:00~19:00 ■噴水停止日(予定) 〈6月〉 ・6/1(日) ・6/7(土) ・6/8(日) ・6/14(土) ・6/15(日) ・6/20(金) ・6/21(土) ・6/22(日) ・6/28(土) ・6/29(日) 【注意事項】 ・マナーを守っておたのしみください。 ・裸にはならないでください。 ・濡れた体のまま館内に入らないでください。 ・大きな声を出さないでください。 ・ペットの連れ込みはご遠慮ください。 ・洗剤、石鹸、シャボン玉等、水質に影響を与えるものは持ち込まないでください。 ・事故等の責任は負いかねますので、あらかじめご了承ください。 ・施設の都合および天候により、予告なく噴水の放出時間や実施の有無を変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。 ・自転車で来場される方は、館内の自転車駐車場をご利用ください。

謎解きはコーヒーのあとで日本橋の怪盗

サニサニーピクニック
体験・ワークショップ・アクティビティ
のんびりと謎解きを楽しみたい人や、謎解きイベントに行ったことがない人も、不思議なカフェの中で自分たちのペースで謎を解くことができる。30分から60分で楽しめる謎解きが複数あり「日本橋の怪盗」終了後もゆっくりできる。土日祝日はホームページより予約可能。

大相撲100年史

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本展では、大相撲の100年にわたる歴史を振り返り、名力士たちの活躍、時代とともに変化してきた相撲文化、国技館の歴史にも焦点を当てます。貴重な資料や写真、化粧回しなどを通じて、大相撲の歩んできた長い歴史を感じていただけますと幸いです。<見どころ>大横綱・双葉山が補修しながら使い続けた締込や、初代~二代若乃花、大鵬、北の湖ら15人の横綱の手形と「和」の揮毫など、相撲ファン必見の貴重な資料がそろいます。1986年のパリ公演ポスターや、禁煙前の国技館桝席に置かれていた火箱と灰皿も展示され、時代の移り変わりが感じられます。なかでも注目は、武蔵丸から豊昇龍へと継承された化粧廻し三つ揃い。日本画家・千住博による原画が、土俵入りに芸術的な輝きを添えます。

特集展示 文化財保護法施行75周年よみがえる名所―押上 最教寺とその周辺―

すみだ郷土文化資料館
文化・芸術・スポーツ
墨田区は震災や戦災によって大きな被害を受けました。そのため、近代にいたるまでの間に多くの寺社が区外へ移転しています。これらの移転した寺社は、江戸時代には名高い名所であったものも多くありました。そしてそれらの寺社は、現在にいたるまで仏像や什物といったかつての「宝物」を大切に守り続けている場合があるのです。天松山最教寺もそうした寺院のひとつです。江戸時代には押上の妙見付近にあり、安政江戸地震や関東大震災で壊滅的被害を受けたことから移転し、現在は八王子に所在する日蓮宗寺院です。徳川秀忠の娘・千姫の病気平癒祈祷によって押上に寺地を得、「江戸名所図会」などによれば日蓮が記されたと伝わる旗曼荼羅を伝えており、開帳などを通じて江戸の人々の崇敬を集めていたことがわかっています。すみだ郷土文化資料館では平成30年(2018)年から、最教寺のご協力のもと寺宝調査を行ってきました。その結果、現在の最教寺には江戸時代の貴重な仏像の多くが大切に保存されており、墨田区の地域資料として重要な意義をもつことが明らかとなりました。くしくも、令和7年(2025)年は文化財保護法施行75周年にあたります。当館ではこれを記念して、近年の調査成果をもとに、最教寺に伝わる押上時代の仏像や什物を紹介する展示を開催します。本展示はそれに先がけて、江戸時代の絵図や浮世絵、地誌のほか、埋蔵文化財などから現代によみがえる名所・最教寺の歴史と景観を紹介します。