墨田区と聞くと、下町情緒やスカイツリーを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、実はこだわりのチョコレート専門店が点在する“チョコレート好きにはたまらないエリア”でもあるんです。ここ数年、カカオ豆の仕入れから製造までを一貫して行う「Bean to Bar」や、見た目にも可愛らしい“映え”チョコレートなど、全国的にも話題となるお店が増えてきています。

今回は、そんな墨田区にある注目のチョコレート専門店を4店舗ご紹介します。それぞれの特徴やこだわりを知って、ぜひ足を運んでみてくださいね。

チョコレートハウス モンロワール 錦糸町マルイ店

店舗情報

項目

内容

店名

チョコレートハウス モンロワール 錦糸町マルイ店

住所

東京都墨田区江東橋3-9-10 錦糸町マルイ

電話番号

0120-232-747 (お問い合わせ専用ダイヤル)

営業時間

錦糸町マルイに準じる

定休日

錦糸町マルイに準じる

ウェブサイト

錦糸町マルイ店

お店の魅力

神戸・岡本で誕生した人気チョコレートブランド「モンロワール」の直営店です。店内は明るく楽しい雰囲気で、お買い物をゆっくり楽しめます。ギフト用の商品も豊富なので、大切な方への贈り物にもぴったりです。

チョコレートの特徴

  • リーフメモリー 木の葉の形をした「リーフメモリー」が看板商品。ミルク、抹茶、ストロベリーなど、多彩なフレーバーが揃っています。小袋に分かれているため、手土産やバラマキ用にも喜ばれる逸品です。

  • ドラジェ 可愛らしい小袋に入ったホワイトアーモンドチョコ「ドラジェ」も人気。オーガンジーやプチバラでラッピングされた華やかなタイプもあり、女性を中心に好評です。

  • その他の人気商品 季節限定のトリュフや「ラヴィアンショコラ」「スイーツコレクション」なども幅広くラインナップされています。

  • 価格帯 500円~1,100円前後と比較的手頃。ちょっとしたプレゼントや自分へのご褒美にも取り入れやすい価格帯が魅力です。

サニーチョコレート

店舗情報

項目

内容

店名

サニーチョコレート

住所

東京都墨田区京島3丁目

電話番号

080-5189-9016

ウェブサイト

https://sunnychoco.base.shop/

営業時間

11:00~17:00

定休日

日曜・月曜・火曜

カフェスペース

あり(カウンターバー、ルーフトップスタイル)

お店の魅力

墨田区内で唯一、「Bean to Bar」製法のクラフトチョコレートを製造・販売しているお店。カカオ豆の選定から板チョコ完成までを自社で一貫管理しており、素材本来の風味を最大限に引き出すこだわりが光ります。

チョコレートの特徴

  • 産地別チョコレート

    • ホンジュラス産カカオ豆「ワンプシルピ」を使った「森 Mori」

    • ボリビア産「アルトベニ」を使った「空 Sora」

    • タイ産「ランパーン」を使った「光 Hikari」

    産地別に異なるカカオの個性を味わえるラインナップです。

  • 使用素材 奄美大島産の素焚糖(すだきとう)を使い、カカオと砂糖のみというシンプルな材料で仕上げることで、カカオ本来の力強い風味を堪能できます。

  • 価格帯 個別の板チョコは756円から。3種類のチョコレート(「森」「空」「光」)が各4枚ずつ入ったアソート缶は3,780円と、贈り物にも最適なセットがあります。

ショコラティエ川路

店舗情報

項目

内容

店名

ショコラティエ川路

住所

東京都墨田区吾妻橋1丁目7-12 1F

電話番号

03-6658-8480

ウェブサイト

http://chocolatier-kawaji.com/

営業時間

月・火・木・金・土・日・祝日 11:00~19:00

定休日

水曜日、第3水曜日の次の木曜日

カフェスペース

不明

お店の魅力

浅草周辺で初めてオープンしたチョコレート専門店。フランスで修行を積んだ日本人ショコラティエが手がける「和ショコラ」が大きな特徴です。麹・ごま・ほうじ茶などの和素材を取り入れることで独特の味わいが生まれています。

チョコレートの特徴

  • 和ショコラ 北斎の浮世絵を転写したアートなチョコや、吉祥文様をあしらったチョコなど、芸術性の高さが魅力。お土産にも非常に人気があります。

  • 価格帯とギフトボックス チョコレートはおおよそ2,000円~2,999円程度。

    • バレンタイン限定スペシャル9粒入り(4,860円)

    • 和ショコラセット25粒入り(9,800円)

    • ショコラテリーヌ(3,200円) など、プレゼントにも喜ばれるラインナップです。

  • 素材へのこだわり 麹やごま、ほうじ茶などの和素材とフランス仕込みの技術を掛け合わせた“和と洋の融合”が楽しめます。見た目だけでなく味わいも新鮮です。

リンツ ショコラ ブティック&カフェ 錦糸町パルコ店

店舗情報

項目

内容

店名

リンツ ショコラ ブティック&カフェ 錦糸町パルコ店

住所

東京都墨田区江東橋4-27-14 錦糸町パルコ 1階

電話番号

03-6659-6825

ウェブサイト

https://www.lindt.jp/contents/shop/1240/

営業時間

錦糸町パルコに準じる

定休日

錦糸町パルコに準じる

カフェスペース

あり(クリスマス期間は休業の場合あり)

お店の魅力

スイスの老舗プレミアムチョコレートブランド「リンツ」の直営店。豊富な品揃えに加え、店内のカフェスペースでチョコレートドリンクやショコラスイーツを味わうことができます。

チョコレートの特徴

  • リンドール 口どけの良いチョコレートボールとして有名な「リンドール」は、ミルク、ダーク、ホワイト、ストロベリー&クリーム、抹茶などフレーバーが非常に多彩。約40種類もの味が販売されることも。

  • タブレットチョコレート

    • カカオ分を%表記したハイカカオ「EXCELLENCE」シリーズ

    • デザート感覚の「CREATION」シリーズ

    • カラフルなパッケージの「HELLO」など、バリエーションが豊富です。

  • PICK & MIX 量り売りスタイルで好きなフレーバーを好きな数だけ選べるので、自分用にもギフトにもぴったり。見ているだけでもワクワクするコーナーです。

  • 価格帯 約1,000円台~5,000円台まで幅広く、用途や好みに合わせて選べます。お得な「リンドール2個+ドリンク」のセット(998円)も人気。

墨田区のチョコレート専門店全体の魅力

墨田区には、古くから愛されるブランドから、日本とフランスの技術をかけ合わせた新しいアプローチ、さらには世界的に有名なスイスのチョコレートブランドの直営店まで、本当に多彩なチョコレートショップが揃っています。どのお店も品質にこだわり、贈り物や手土産に適したパッケージや小分け商品が豊富なので、ちょっとしたプレゼントにも最適です。

また、「Bean to Bar」のように素材から徹底的にこだわるお店もあり、チョコレートの奥深い世界を体験できます。

おすすめの楽しみ方:チョコレートツアー

もし時間があるなら、墨田区内を巡る「チョコレートツアー」に出かけてみてはいかがでしょうか。

  • 錦糸町駅からスタート

    • 錦糸町マルイ内にある「チョコレートハウス モンロワール 錦糸町マルイ店」を訪れ、可愛らしい「リーフメモリー」や季節限定のトリュフをゲット。

  • お隣・パルコへ移動

    • 「リンツ ショコラ ブティック&カフェ 錦糸町パルコ店」で世界の人々を魅了するスイスのチョコレートを堪能しつつ、カフェスペースで一息。

  • 浅草方面へ足を延ばす

    • 吾妻橋近くの「ショコラティエ川路」に寄り、和柄や浮世絵を取り入れた芸術性の高いチョコレートを味わいましょう。お土産にもおすすめです。

  • 少し離れた京島へ

    • 「サニーチョコレート」で、産地別カカオのBean to Barチョコレートを味わいながら、ルーフトップスタイルのカフェでのんびり過ごすのも素敵です。

一日かけて巡れば、まさに“チョコレート尽くし”の贅沢な時間。食べ比べをしながら、お店ごとの違いを感じてみると、よりチョコレートが好きになること間違いなしです。

まとめ

墨田区には、個性豊かなチョコレート専門店が揃い、それぞれが独自の魅力とこだわりをもっています。気軽に楽しめる可愛らしいチョコから、素材と製法を突き詰めた本格派のクラフトチョコ、そして日本の伝統を取り入れた洗練された和ショコラ、世界的に有名なプレミアムチョコレートまで、選択肢は実に多彩です。

ぜひ、お散歩がてらチョコレート巡りを楽しみながら、お気に入りのお店やフレーバーを見つけてみてください。きっと、チョコレートの新たな魅力と、下町ならではの温かな雰囲気に出会えるはずです。

自分へのご褒美や大切な人へのギフトとして、特別な一粒を探しに行くのも素敵ですね。墨田区でしか味わえないチョコレート体験を、どうぞお見逃しなく。

開催中のイベント一覧

リアル脱出ゲーム「郵政博物館と時を超えた手紙の謎」

東京スカイツリータウン
体験・ワークショップ・アクティビティ
・館内に仕掛けられた謎を解きながらゲームクリアを⽬指す回遊型の体験型ゲーム・イベント「リアル脱出ゲーム『郵政博物館と時を超えた手紙の謎』」(以下「本イベント」)を、2024年7⽉5⽇(⾦)から開催します。 ・本イベントの参加者は、は郵政博物館内の架空の組織「迷子の手紙研究室」の一員となります。過去に出された手紙が時を超えて現代へと迷い込み、「その手紙が届かなかった世界」に現在が書き換えられてしまう「迷子の手紙現象」の解明を目指します。謎を解くことで本来届くはずであった人のもとに手紙を届け、途切れてしまった人々の想いを修復することが本イベントの目的です。

べらぼう 江戸たいとう 大河ドラマ館

べらぼう江戸たいとう大河ドラマ館
施設イベント
大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の主人公、蔦屋重三郎(つたやじゅうざぶろう)ゆかりの地である東京都台東区に大河ドラマ館がオープン。ドラマの概要紹介や登場人物の衣装、小道具の展示のほか、土産物を購入できるたいとう江戸もの市も併設される。また、大河ドラマ館来館者が無料で乗車できる、蔦重ゆかりの地をめぐる循環バスも運行する。

清澄庭園の桜

清澄庭園
季節のイベント
東京都江東区に位置し、泉水、築山、枯山水を主体に、全国の名石を池の周囲に配した回遊式林泉庭園。この造園手法は、江戸時代の大名庭園に用いられたものだが、明治時代の造園にも受け継がれ、清澄庭園によって近代的な完成をみたと言われている。園内では2月下旬の寒緋桜の開花から始まり、3種類の桜が時期をずらしながら順々に開花していく。

向島百花園の桜

向島百花園
季節のイベント
文化・文政期(1804~1830年)、骨董商を営んでいた佐原鞠塢が、交遊のあった江戸の文人墨客の協力を得て、花の咲く草木鑑賞を中心とした花園として開園。百花園とは、一説では「四季百花の乱れ咲く園」という意味でつけられたとされる。開園当初は360本のウメが主体であったが、後に詩経や万葉集など、中国・日本の古典に詠まれている有名な植物を集め、四季を通じて花が咲く庭となる。庶民的で文人趣味豊かな庭として、大名庭園とは異なった美しさが魅力の庭園。

【桜・見ごろ】向島百花園

向島百花園
体験・ワークショップ・アクティビティ
江戸の町人文化が花開いた文化・文政期(1804~1830年)に開園した花園。開園当初は、360本のウメが主体で、当時有名だった亀戸の清香庵字臥竜梅の梅屋敷に対して「新梅屋敷」と呼ばれた。その後、中国・日本の古典に詠まれている有名な植物を集め、四季を通じて花が咲くようになった。2月下旬のカンヒザクラから4月下旬のフゲンゾウまで長期間お花見が楽しめる。

星結いの森 ー沖縄・国頭村の星空ー(コニカミノルタプラネタリウム天空)

コニカミノルタプラネタリウム天空in東京スカイツリータウン(R)
施設イベント
沖縄県の最北端に位置し、村の8割以上を占める森には希少な動植物が生息、生育する国頭村。そんな「奇跡の森」とも呼ばれる国頭村の美しい星と大自然を楽しめるプラネタリウム作品。2021年にユネスコ自然遺産に登録された「やんばるの森」で暮らす生き物たちの声をBGMに、美しく輝く星々やダイナミックな流星群に包まれながら特別なひとときを過ごすことができる。沖縄県出身の俳優、満島真之介(しんのすけ)さんの温かなナレーションに導かれながら、星と森が結ばれた場所、国頭村を訪れた気分を楽しめる。

いいえそれはオットセイ展

すみだ水族館
趣味・生活
オットセイの愛すべき魅力を伝える初の企画展。期間中は、館内各所にアシカやアザラシと間違えられてきたオットセイの状況を伝えるパネルや、オットセイについての意識調査の結果、すみだ水族館で暮らす5頭のミナミアメリカオットセイの魅力を飼育スタッフの中島有奈さんが解説したパネルなどが展示される。そのほかにも、オットセイに関連したワークショップや書籍コーナー、ペンギンカフェでのオットセイをイメージした限定メニューなど、オットセイ愛にあふれるさまざまなコンテンツが用意されている。

千代田のさくらまつり 2025

千鳥ヶ淵緑道
季節のイベント
3月12日(水)〜4月23日(水)開催。千鳥ヶ淵緑道では、ライトアップ(3月28日〜4月8日)された夜桜やボートからの水上観賞が楽しめます。 お花見にぴったりなテイクアウトグルメや周遊キャンペーンも充実。九段下・半蔵門駅から徒歩5分とアクセスも便利。 春の千代田を満喫できるこの期間限定の特別な体験を、ぜひお楽しみください。

北斎×プロデューサーズ 蔦屋重三郎から現代まで

すみだ北斎美術館
文化・芸術・スポーツ
浮世絵の企画立案、絵師の起用から彫師・摺師の指揮まで担う板元は、いわば総合プロデューサー。今展では、板元たちが北斎をどのようにプロデュースし、作品を生み出したかを辿る。北斎に早くから目をつけた蔦屋重三郎はじめ、「冨嶽三十六景」をヒットさせた西村屋与八、『北斎漫画』を出版した永楽屋東四郎といった江戸の板元たち、また浮世絵制作を続ける現代の出版元たちが制作した北斎からインスパイアされた作品を紹介する。